こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
今日はね、トレーダーなら一度は絶対ぶつかる「あの壁」の話をするよ。
「期待値プラスのはずなのに、全然勝てないんだけど……」
これ、本当に多い悩みなんだよ。SNSでも相談されることがめちゃくちゃ多い。
バックテストでは右肩上がり。
検証ノートでも利益が出てる。
なのに実際にトレードすると負ける。
「検証が間違ってたのかな?」
「相場が変わったのかな?」
「やっぱり自分には向いてないのかな……」
って落ち込み始めるんだよね。でもね、実はこれ、すごくシンプルな理由があるんだ。
統計の世界と、現実のトレードは動き方が違う。
今日はそのズレの正体を、一緒に解き明かしていくよ♪
「期待値プラス=必ず勝てる」は大きな誤解
まずここをハッキリさせておこう。
期待値プラスっていうのは、
「長期的に積み重ねれば利益が残る可能性が高い」
っていう意味であって、「短期で勝てる保証」では全くないんだよ。
具体的に数字で見てみよう。
- 勝率:40%
- リスクリワード:1:2
この手法で10回トレードすると……
4回勝つ → +8R
6回負ける → -6R
合計 +2R
理論上は利益になる。ここまでは「うん、知ってる」って人も多いと思う。
でも実際、勝率40%でも条件付きで勝てる理由を深く理解していないと、目の前の負けに動揺しちゃうんだよね。

現実の10回って、こんな並びになることが全然珍しくないんだよ。
負・負・負・負・勝・負・負・勝・負・勝
最初に4連敗から始まったとしたら?途中で資金はかなり削られてる。そして多くの人がここで思う。
「あれ……この手法、ダメじゃない?」
でもね、統計的には何もおかしくないんだよ。これが最初のズレ。
多くの人が陥る勝率とリスクリワードのバランスに潜む罠も、まさにこの「短期的な結果」に振り回されることで起きるんだ。
避けられない「ブレ」の正体
統計には必ず「分散」っていう概念があってね。簡単に言うと「結果のバラつき」のことだよ。
わかりやすい例を出すね。コイン投げって、表と裏が50%ずつのはずだよね。でも実際に10回投げたら、表が7回続くこともある。これって不正じゃなくて、確率的に普通の出来事なんだよ。
トレードも全く同じ。

期待値プラスの手法でも、連敗は普通に発生する。むしろ連敗が来ないほうが不自然なくらい。
勝率40%なら……
- 5連敗 → 珍しくない
- 6連敗 → 普通に起こる
- 8連敗 → あり得る範囲
これ、数学的には全部「正常な確率の範囲内」なんだよ。
でも人間はここで耐えられない。検証では1000回の平均を見てたのに、実戦では10回・20回で判断してしまう。
これがまさに、バックテストとリアルトレードの間に横たわる決定的なギャップなんだよ。
「もうこの手法ダメだ!」って見切りをつけた瞬間、期待値は消えるんだよ。
サンプル数が圧倒的に足りていない問題
ここね、すごく現実的な話をするね。
検証では何回やった?
「バックテストで500回!」
「検証ノートに300回分記録した!」
すごいじゃん。それは本当に大事なこと。
でも実戦では?
20回負けただけで戦略を変える。
30回でロットを変える。
50回で別の手法を探し始める。
これじゃ期待値は働かないんだよ。
統計って、母数が増えて初めて「理論値に収束」していくもの。サンプルが少ないうちは、結果がバラバラなのが当たり前なんだよ。
僕も昔これをやった(笑)。「30回やって負け越したからこの手法ダメだ!」って手放して、また新しい手法を探しに行く…これこそが終わりのない「聖杯探し」の迷宮への入り口だったんだよね(泣)。
負けているのは手法じゃない。試行回数が足りていないだけ。
これ、かなり多いパターンだよ。
本当の敵は「ロット破綻」
そしてここが一番の問題。
期待値プラスなのに勝てない人のほとんどが、ロットのところで崩れてるんだよ。
具体的に見てみよう。
1回5%リスクで連敗したら?
5連敗 → 0.95^5 ≒ 約77% → −23%
10連敗 → 0.95^10 ≒ 約60% → −40%
資金が半分近く消える(泣)。ここでメンタルが崩れる。

「もう怖くてロット上げられない」
→ ロットを大幅に下げる
→ ようやく勝ち始めた頃にはロットが小さい
→ 検証の時と全然違う結果になる
これがロット破綻のパターンだよ。
統計は「一定の条件が続くこと」を前提にしてる。でも人間はロットを変えちゃうから、検証と現実がズレてくる。
よく聞かれるけど、資金管理だけでFXは勝てるようになるのかと言えば、答えはNOだけど、資金管理なしでは絶対に勝てない。ここがスタートラインなんだ。
一方、1回1%リスクなら?
10連敗 → 0.99^10 ≒ 約90% → −10%
まだ全然続けられる!ロットを変える必要もない。検証と同じ条件を保てる。
同じ手法、同じ連敗、違うのはリスクサイズだけ。なのに未来が全然変わってくる。
だからこそ僕は、手法探しより資金管理を先に学ぶべきだと、口を酸っぱくして言ってるんだよ。
心理が期待値を「壊す」メカニズム
これね、厄介なんだよ。
連敗が続くと、人って自然とこういう行動を取り始める。
「次はやめとこう……」 → エントリーを見送る
「早く損切りしなきゃ!」 → 損切りが早まる
「利益出てるうちに逃げよう!」 → 利確を急ぐ
全部わかる。人間として自然な反応だよ。でもこれ、全部期待値を壊してるんだよね。
勝率40%の戦略って、そもそも**「6割負けること」を前提に設計**されてるんだよ。負けを許容した上で、勝った時に大きく取ることで成立する仕組み。
なのに、負け始めた瞬間にルールを変えてしまったら……それはもう別の戦略なんだよ。
これがトレード手法が突然機能しなくなり崩壊する原因の正体。
統計は冷静。でも人間には感情がある。このギャップが、期待値プラスの手法を「機能しない手法」に変えてしまうんだよ(汗)。
「検証って意味あるの?」という疑問が生まれる瞬間
多くのトレーダーがぶつかる壁がここ。
「バックテストって、結局あんまり意味ないんじゃないの?」
この疑問、実はすごく自然な疑問なんだよ。実戦で全然違う結果になるんだから、そう思いたくなるよね。
でもね、検証は間違ってないんだよ。
問題はこの3つ↓
- ロットが違う(連敗に耐えられないサイズで運用してる)
- 試行回数が少ない(30〜50回で判断してしまってる)
- 心理が介入している(ルールを守れていない)
つまり、現実側が統計の条件を満たせていないから結果が違う。検証が嘘をついてるんじゃなくて、実戦側が検証と同じ条件を再現できていないんだよ。
ここを理解すると、見える景色がガラっと変わるよ。
解決策はシンプル、でも地味
じゃあどうすればいいの?って話ね。
正直、答えは全然派手じゃないんだよ(笑)。

① ロットを小さくする
連敗が来ても「続けられるサイズ」に設定すること。10連敗来ても口座に余裕があるロットが理想。1回のリスクは1%前後から始めよう。
② 母数を固定してから評価する
「最低100回やってから評価する」と最初に決めておく。30回・50回での判断はしない。これだけでかなり違ってくるよ。
③ 途中でルールを変えない
連敗しても、勝ち方を変えない。損切りを動かさない。利確を早めない。これができるだけで、検証と現実はかなり近づいてくる。
でも、毎回電卓叩いて「今の資金の1%は…」って計算して、正確に指値を入れるのって結構ストレスだよね。計算ミスで大きなロット張っちゃうのが一番怖いし。
そういうケアレスミスを防いで、機械的に「検証と同じ条件」を再現したいなら、こういうツールを使うのも賢い選択だよ。
👉 瞬時に適正ロットを計算して発注できる資金管理ツールを見てみる
魔法の手法は必要ない。必要なのは「同じ条件を揃え続けること」。ただそれだけ。
期待値は「耐えた人」にしか働かない
最後にこれだけ言わせてほしい。
期待値プラスって、強力な武器なんだよ。でも同時に残酷でもある。
短期では普通に負ける。連敗も来る。資金も減る。それでも同じ条件で続けた人だけが、ゆっくりと平均値に近づいていく。
だから「期待値プラスなのに勝てない」って感じた時は、手法を疑う前にこれを自問してほしいんだよ。

「本当に検証と同じ条件で運用できているか?」
「連敗を許容できるロットで設計できているか?」
「ルールを変えずに続けられているか?」
この3つが整った瞬間、統計と現実のズレはぐっと小さくなる。そして初めて、期待値が本当の意味で味方になってくるんだよ♪
もし「もっと体系的にトレードの生き残り方を知りたい」と思ったら、僕がまとめたFX市場で生き残るための思考フレームワークを一度読んでみて。全体像が見えると、無駄な不安が消えるから。
まとめ
今日の話、整理するね。
- 期待値プラスは「短期で勝てる保証」じゃない
- 連敗は異常じゃなくて、確率的に「正常」
- サンプル数が少ないうちの判断は意味がない
- ロットが大きすぎると連敗で条件が崩れる
- 心理によるルール変更が期待値を壊す
検証が間違ってるんじゃない。現実側が統計の条件を満たせていないだけ。
これがズレの正体だよ。
地味に聞こえるかもしれないけど、この理解がトレードを長く続けられるかどうかの分かれ道だと、僕は本気でそう思ってる。
経験を積んで、連敗にも動じなくなって、少しずつ強くなっていこうね☆
最後まで読んでくれてありがとう!君のトレードがうまくいくこと、鼻ツっぺはいつも応援してるよ♪また役立つ情報シェアするね、次回もお楽しみに~!
※新しいタブで開きます。ダウンロードせずにブラウザ上でそのままお読みいただけます。