こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
これまでの記事で、「実現リスクリワード」っていう考え方とか、「押し目・戻り目が分布を右に歪ませる構造」について解説してきたよね。
今回はその延長線上にあるテーマなんだ。リスクリワード1:3の手法を、確率論と整合させながらどう構築するかって話。
ただ「1:3を狙え!」って言うだけじゃ意味がないんだよね。ちゃんと数字と整合しているかが大事。そこをしっかり見ていこう♪
まず、1:3は成立するのか?

リスクリワード1:3っていうのは、
- 負け:-1R
- 勝ち:+3R
っていう構造のこと。
ここで気になるのが、「勝率どれくらい必要なの?」ってところだよね。
期待値はこう計算できるんだ。
E = p × 3R - (1-p) × 1R
これが0以上なら成立する。
計算すると…
- 3p - (1-p) ≥ 0
- 4p ≥ 1
- p ≥ 0.25
つまり、理論上は勝率25%で成立する。
ここがまず大事な土台になってくる!
そもそもFXの確率論の本質的な考え方を理解していれば、勝率50%神話がいかに思い込みだったかがわかるはずだよ。
25%って、意外と低くない?
初めてこの数字を見た人は驚くかもしれないね。「え、4回中1回勝てばいいの?」って。
そう、数学的にはそうなんだ。でもこれ、めちゃくちゃ重要な発見なんだよ。
なぜかというと、多くのトレーダーが「勝率50%以上じゃないとダメだ」って思い込んでるから。その呪縛から解放されるんだよね(笑)
25%でいいの?という現実
もちろん、25%ギリギリでは増えにくいのも事実。
スプレッドやスリッページ、あと実際のブレがあるから、現実的には30%〜35%くらいは欲しいところ。
でもここで注目してほしいのは、50%は必要ないってこと。
これは押し目・戻り目の記事とも整合してるんだ。

勝率35%の場合
実際に計算してみよう。
0.35 × 3 - 0.65 × 1 = 1.05 - 0.65 = +0.4R
1回あたり+0.4R。勝率は3割台。それでもプラス。
これは夢物語じゃなくて、確率論の計算上の事実なんだよね!
具体例で考えてみよう
1万通貨でトレードする場合:
- 1回の損失:-10pips = -1万円
- 1回の利益:+30pips = +3万円
10回トレードして、勝率35%なら:
- 勝ち:3.5回 → 3万円 × 3.5 = 10.5万円
- 負け:6.5回 → -1万円 × 6.5 = -6.5万円
- 合計:+4万円
10回やって4万円のプラス。1回あたり4000円。
こう見ると、結構現実的じゃない?(笑)
このあたりの確率分布の形状と優位性の関係をしっかりイメージできると、自信を持ってトレードできるようになるよ。
勝率43%ならどうなる?
0.43 × 3 - 0.57 × 1 = 1.29 - 0.57 = +0.72R
さらに優位性は拡大するね!
前回の記事で触れた43%という数字とも、自然に接続できる。思想は一貫してるんだ。
同じ10回トレードで考えると:
- 勝ち:4.3回 → 3万円 × 4.3 = 12.9万円
- 負け:5.7回 → -1万円 × 5.7 = -5.7万円
- 合計:+7.2万円
勝率が8%上がるだけで、利益は1.8倍になる。これが1:3の威力なんだよね♪
実現リスクリワードとの整合性
実現リスクリワードの記事では、「分布が右に歪めば優位性が生まれる」って説明したよね。
1:3は、その歪みを明確に数値化した設計なんだ。
- -1Rは固定
- +3Rが一定割合で発生
これはまさに非対称分布。実現RRが2以上に安定すれば、期待値は自然とプラスになる。
初心者がやりがちなミス(汗)
僕も昔そうだったんだけど、「実現リスクリワード」を意識せずに、建値決済とか±0で逃げちゃうことってあるんだよね。
すると:
- 負け:-1R
- 勝ち:0R〜+1R
みたいな分布になって、全然歪まない。これじゃ勝てないんだ(泣)
「損小利大」って言葉は知ってても、実際の行動に落とし込めてない人、めちゃくちゃ多いよ!
押し目・戻り目との接続
押し目・戻り目の記事では、こんな話をしたよね。
- 同じ-1Rで2R以上を狙える構造
- 環境認識で確率を底上げする
1:3は、その延長線上にある。
押し目という構造を使って、
- 否定ポイントを明確にする
- 伸びる理由がある局面を選ぶ
そうすれば、3Rという目標が現実的になる。
ただ遠くにTP(利確目標)を置くのとは違うんだよね。
押し目買いの成功確率を高めるポイントとセットで考えることで、はじめて機能する戦略なんだ。
メンタル面の話
ここで重要なのが、トレーダーの心理状態。
押し目買いって、実は結構怖いんだよ(汗)
なぜかというと:
- 一旦下がってる相場に飛び込む感じ
- 「まだ下がるんじゃ…?」っていう恐怖
でも、だからこそチャンスなんだ。
みんなが怖がってる時が、実は一番リスクリワードがいい局面だったりする。トレンドの初動を掴めるからね♪
1:3はどこでも狙わない
ここが一番大事!!
レンジ中央では1:3は成立しない。絶対に。
必要なのは:
- 上位足トレンド一致
- ボラティリティ拡大局面
- 拡張波が発生しやすい局面
値幅が出る理由がある場所じゃないとダメなんだ。
逆に、適当な場所で入るブレイクアウト手法で勝てない原因も、この「伸びしろの確認」を怠っているからってことが多いんだよね。
Q&A:「どんな局面で1:3を狙うの?」
Q: レンジ相場でも1:3狙えますか?
A: 基本的にはNO。レンジは往復するから、1:1とか1:1.5くらいが現実的。無理に3R狙うと、壁にぶつかって反転→損切りになっちゃう。
Q: じゃあどういう時に狙うの?
A: 日足が上昇トレンドで、4時間足で押し目を作って、1時間足で反転サイン…みたいな、複数の時間軸が揃ってる時。あと、重要なサポートからの反発とかね!
Q: ボラティリティが低い時は?
A: 避けた方がいいかな。東京時間の昼とか、値動きが小さい時に無理に3R狙っても、時間ばかりかかって効率悪いよ(汗)
分布で整理してみよう

1:1戦略(勝率50%)
| 結果 | 確率 |
| +1R | 50% |
| -1R | 50% |
左右対称。これは分布が歪んでない状態。
1:3戦略(勝率35%)
| 結果 | 確率 |
| +3R | 35% |
| -1R | 65% |
右に歪んだ分布。この歪みが優位性なんだ!
回数では負けが多いけど、金額では勝ってる。これが1:3の本質だよね♪
勝率を無理に上げると何が起こる?
よくあるのが、「勝率を50%以上にしよう」とすること。
その結果…
- 利確を早める
- 3Rが1.5Rになる
- 分布が対称に近づく
これで優位性が消える(泣)
1:3は、当たりの回数を増やす戦略ではない。当たりの質を伸ばす戦略なんだよね。
あるある失敗談
僕も昔、「今月の勝率70%目指す!」とか言ってた時期があって(汗)
そしたら何が起こったかというと:
- +5pipsで利確
- +8pipsで利確
- -10pipsで損切り
結果、勝率は70%だけど収支はマイナス…みたいな(笑)
これ、本当に初心者あるあるだから気をつけてね!
連敗との付き合い方

勝率35%なら、10回中6〜7回は負ける。5連敗は普通に起こる。
でも確率的には異常ではないんだ。
ここで大事なのは:
- 期待値を理解していること
- 分布を受け入れていること
1:3は「派手に勝つ戦略」ではなく、静かに歪みを積み上げる戦略。
もっと深く学びたい人は、確率・統計アプローチの関連記事一覧もチェックしてみてね。
メンタルの保ち方
5連敗した時、どう考えるか。
❌ 悪い考え方:「この手法ダメだ…」
✅ 良い考え方:「確率の範囲内。次勝てば+2Rに戻る」
スポーツで例えるなら、3割バッターってめちゃくちゃ優秀じゃん?でも10回中7回は凡退してるんだよね。
それでもプロとして成立してる。トレードも同じ!
3記事の思想は一本でつながっている
- 実現リスクリワード → 分布を見る視点
- 押し目・戻り目 → 分布を歪ませる構造
- 1:3手法 → 分布を設計する戦略
全部、同じ話なんだ。
確率論とは、勝率を上げる理論ではなく、分布をどう設計するかの理論なんだよね!
これが理解できると、トレードの見え方が変わってくるはず♪
まとめ

リスクリワード1:3は:
✔ 勝率50%を目指す戦略ではない
✔ 最低25%で成立
✔ 35%あれば十分余裕
✔ 押し目構造と相性が良い
✔ 実現リスクリワードを右に歪ませる
無理に勝率を追わなくていい。
- リスクは一定
- リワードを拡張
- 環境を限定
この設計ができれば、確率は自然と味方になる。
連敗が続いても焦らないでね。それは確率の正常な範囲内。大事なのは、長期的に分布が右に歪んでいるかどうかなんだ。
今回の内容をまとめた図解資料も用意したから、ぜひチェックしてみてね!
一緒に、焦らず分布を積み上げていこうね♪
それじゃ、また次の記事で会おうね!君のトレードがうまくいくこと、心から願ってるよ☆