ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスとは

価格とオシレーター系のインジケーターが逆行する現象です。

トレンドや波動の転換を示唆するといわれています。

RSIややストキャスティクスやCCIやMACDなどの
オシレーター系の状態とチャートの波形が逆行する現象です。

ダイバージェンス

ダイバージェンスはトレンド転換を示す指標です。
トレンド転換とは「上昇トレンド→下降トレンド」「下降トレンド→上昇トレンド」に変わることです。

トレンド転換を分析するダイバージェンスは、逆張りを狙うのが一般的です。
上昇トレンドから下降トレンドへ転換するサインが出たら「売り」、下降トレンドから上昇トレンドへ転換するサインが出たら「買い」注文をします。

ヒドゥンダイバージェンス

ヒドゥンダイバージェンスはトレンド継続を示す指標です。
ヒドゥンダイバージェンスもダイバージェンス同様、チャートとオシレーター系のインジケーターが反対の動きを見せる現象になります。

トレンド継続を分析するリバーサルは順張りを狙うのが一般的です。
上昇トレンド継続のサインが出たら「買い」、下降トレンド継続のサインが出たら「売り」注文をします。

https://gemforex.com/media/trade/divergence/より引用

macd2を元にしたダイバージェンス検知インジケーター【Holy Diver】

このロジックではMT4に標準搭載されているmacd(単純移動平均線SMA式)ではなく
平滑移動平均線EMA式のmacd2というオシレーターインジケーターを元にしています。

EMAの方が現在の価格に敏感に反応するという傾向があります。

ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの検知に
シグナル線とmacd線を使って判定しています。

インジケーター解説ページ

ロジック解説

ロジック概要

macdを使ったダイバージェンス判断にはシグナル線のみ、macd線のみ、
シグナル線とmacd線、ヒストグラムでの判断とありますが

本ロジックではシグナル線とmacd線を使った判断をインジケーターに任せて
ヒストグラムを観て根拠を積み上げエントリーするロジックになります。

上の画像でのトレード結果

リスクリワード1:2でトレードした場合

1番目の買いのヒドゥンダイバージェンス矢印 負け

2番目の買いのヒドゥンダイバージェンス矢印 1つ目保有中なのでエントリーなし

3番目の買いのヒドゥンダイバージェンス矢印 勝ち

4番目の売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 勝ち

5番目の売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 4つ目保有中なのでエントリーなし

6番目の売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 4つ目保有中なのでエントリーなし

7番目の売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 勝ち

8番目の売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 7つ目保有中なのでエントリーなし

9番目の買いのダイバージェンス矢印 ヒストグラム条件と合致していないのでエントリーなし

10番目の売りのダイバージェンス矢印 高値判定位置が高値ではいのでエントリーなし

11番目の売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 ヒストグラム条件と合致していないのでエントリーなし

12番めの売りのヒドゥンダイバージェンス矢印 勝ち

13番めの買いのダイバージェンス矢印 勝ち

14番目の買いのヒドゥンダイバージェンス矢印 勝ち

15番目の売りのダイバージェンス矢印 ヒストグラム条件と合致していないのでエントリーなし(微妙に見えるが数値上で合致していない)

16番目の売りのダイバージェンス矢印 負け

17番目の買いのヒドゥンダイバージェンス矢印 ヒストグラム条件と合致していないのでエントリーなし(ヒストグラムのトレンドラインは当方のミスで記入してしまいました。)

※ローソク足に引かれるトレンドラインはmacd2の判定した縦軸で引かれています。
根拠の裏付けは高値安値はヒストグラムの山または谷の中での高値安値を参照します。

エントリータイミング

サインが出てからヒストグラムの山または谷の状態を見て合致していればエントリーします。

ストップライン(逆指値)の設定

少額資金fxスタイル監修【Risk management order】などエントリーツールを使用しない場合、
素早く損切り注文の設定をして下さい。

直近高値の上または安値の下にスプレッドとに数pipsプラスした値幅で設定して下さい。

利益確定ターゲットの設定

損小利大の観点から
リスクリワードレシオ1:1はおすすめしません。

□リスクに対してのリワードを2倍以上で決める

□フィボナッチエクスパンションで決める

□含み益1倍を越えたら損切りラインを建値に移動する

などリスク管理しながらリワードを稼いで下さい。

資金管理

定額投資法で0.5~1%がおすすめです。

※定額投資法…10万円の資金に対して損失の許容を1%とした場合、当初の資金10万円がトレード結果によって増減しても常に-1000円の損失許容でトレードし続ける。
(資金が12万円に増えても損失許容1000円。減って8万円になっても損失許容1000円のまま)

リスクリワードレシオ1:2以上を目指すと言う観点から
2~3%といった高いリスクをとらなくても十分です。

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完全なる自己責任において行って下さい。