こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
ハーモニックパターンの記事を読んでいると、
「0.618戻し」とか「1.272倍」とか、
数字がたくさん出てくるよね(汗)。
実はこれ、ぜんぶ「フィボナッチ」という考え方から来ているんだ。
今日は、フィボナッチ・リトレースメントとエキスパンションの使い方、
MT5に入れる設定の数値、そして、
いくつかの目安が重なる「コンフルエンス」と、
PRZの関係まで、まとめて解説していくね☆
最後には、ゾーンを抜けたときの「ロールリバーサル」と、
ブレイクアウトで指値を使う考え方も紹介するよ。
良いことばかりじゃなくて、怖いところもちゃんと書くから、安心して読んでね。
ハーモニックパターン全体の流れは、
ハーモニックパターンとはにまとめているよ。
フィボナッチってなに?
フィボナッチは、1、1、2、3、
5、8、13、21、34、55…と続く「数列」から来ているよ。
この数列には、おもしろい性質があるんだ。
隣り合う数の比が、だんだん0.618に近づいていくんだよ。
たとえば、34÷55は、約0.618だね。
0.618、0.382、0.786は、どこから来たの?
- 0.618:隣り合う数の比(34÷55など)
- 0.382:2つ離れた数の比(21÷55など)。1から0.618を引いた値でもあるよ
- 0.786:0.618の平方根にあたる値だよ
相場の世界では、「価格がこのあたりで止まりやすい」と考える人が多い数字として、使われているんだ。
なぜ、効くことがあるの?
ここは、正直に言うね。
「なぜフィボナッチが効くのか」は、はっきりした正解がないんだ。
有力な説は、「多くの人が同じ数字を見ているから、その場所で注文が集まりやすい」というものだよ。
つまり、魔法の数字というより、「みんなが意識しやすい目印」と考えるのが、現実的だと思うよ。
だから、効かないこともあるし、1本の線だけで判断するのは、おすすめしないんだ。
フィボナッチ・リトレースメント(戻し)
リトレースメントは、「動いた幅のうち、どこまで戻るか」の目安を出すものだよ。
上がったあとに押す(下がる)場所や、下がったあとに戻る場所を、考えるときに使うんだ。

使い方の流れ
1. 大きな動き(安値から高値、または高値から安値)を、ひとつ選ぶ
2. 動きの始点から終点に向かって、ツールを引く
3. 出てきた線(0.382、0.5、0.618など)を、「戻りの目安」として見る
上昇の動きなら、安値から高値に向かって引くよ。
そうすると、押したときの目安の線が、高値から下に向かって並ぶんだ。
それぞれの線の見方
- 0.382:浅い押し。トレンドが強いときに、このあたりで戻る
- 0.5:ちょうど半分。意識されやすい節目
- 0.618:もっともよく意識される線。ここでの反応は、特に注目されるよ
- 0.786:深い押し。ここを越えると、「動きが終わったかも」と考える人も多い
ただし、「ここで必ず止まる」わけじゃないよ。
目印として、反応を見るために使うんだ。
フィボナッチ・エキスパンション(拡張)
エキスパンションは、「動いた幅の何倍まで伸びるか」の目安を出すものだよ。
リトレースメントが「戻り」の目安なら、エキスパンションは「伸びる先」の目安だね。

3つの点で引く
エキスパンションは、A・B・Cの3つの点を使うよ。
AからBまでの動き(値幅)を、Cから先に当てて、
「ここまで伸びるかも」という位置を出すんだ。
- 1.0:ABと同じ長さ。AB=CDと呼ばれる考え方だよ
- 1.272:ABの1.272倍。ハーモニックパターンのバタフライで出てくる数字だね
- 1.618:ABの1.618倍。クラブなどで出てくるよ
ハーモニックパターンのDの位置は、
リトレースメントとエキスパンションの両方で、
目安を出しているんだ。
だから、この2つが分かると、ハーモニックの数字も、ぐっと分かりやすくなるよ。
くわしい用語は、ハーモニックパターンの用語集にまとめてあるよ。
MT5に入れる設定の数値
ここからは、MT5でフィボナッチを使うときの、設定の数値を紹介するね。
僕が使っている一例だよ。
引き方(ツールの出し方)
MT5のメニューから、「挿入」→「オブジェクト」→「フィボナッチ」を選ぶと、
「リトレースメント」と「エキスパンション」が出てくるよ。
引いたあとに、線をダブルクリックすると、
プロパティの画面が開いて、「レベル」のタブで、
数値を設定できるんだ。
僕が入れているレベルの数値
初期設定のままだと、使わない線(大きな数字の線など)が入っていることがあって、
チャートがごちゃごちゃしやすいんだ。
そこで、使う線だけに絞るのがおすすめだよ。
使っているMT5の画面で、実際に入っているレベルを、一度確認してみてね。
| ツール | レベルに入れる数値 | 見方 |
|---|---|---|
| リトレースメント | 0、0.236、0.382、0.5、0.618、0.786、1 | 戻りの目安。0.618をいちばん目立たせる |
| エキスパンション | 0、0.618、1、1.272、1.618、2 | 伸びる先の目安。1と1.272と1.618を中心に見る |
色と太さのコツ
- 0.618の線だけ、目立つ色(オレンジなど)にして、少し太くする
- ほかの線は、控えめな色(グレーや薄い緑)にする
- 線を引いたあとは、価格のほうに近い線だけ見るようにして、チャートを見やすく保つ
線が増えすぎると、どの線が大事なのか、分からなくなっちゃうよ。
見やすさも、大事な設定のうちなんだ。
「重なり」の幅も、先に決めておく
あとで説明する「コンフルエンス」では、
複数の線が「どのくらい近ければ重なりと見るか」を、
決めておく必要があるよ。
これも、設定の数値のひとつだね。
僕の一例を書くね。
- 目安:線どうしの距離が、直近の平均的な値幅(ATRなど)の4分の1〜3分の1以内なら、「重なっている」と見る
- 4時間足のドル円なら、10〜20pips以内を、ひとつの目安にする(通貨ペアや時間足で変わるよ)
どちらも、「こうしなきゃダメ」という数字じゃないよ。
大事なのは、自分で基準を決めて、毎回同じ目で見ることなんだ。
ハーモニックのインジケーターの設定
ハーモニックパターンを自動で見つけるインジケーター「RatioFang」では、
比率の許容誤差を、%で設定できるよ。
初期設定は15%(検出用)で、PRZの許容幅は、別に3%になっているんだ。
検出が多すぎたら小さく、少なすぎたら大きくする、という使い方ができるよ。
くわしくは、RatioFangの紹介記事に書いているよ。
コンフルエンス(重なり)とPRZ
さて、ここからが、いちばん大事なところだよ。
コンフルエンスってなに?
「コンフルエンス」は、「合流」という意味で、
いくつかの目安が、同じあたりに重なっている状態のことだよ。
たとえば、こんなものが重なると、「コンフルエンスしている」と言うんだ。
- 大きな波の、0.618戻し
- 小さな波の、エキスパンションの1.272
- 前回の高値・安値(サポートラインやレジスタンスライン)

PRZは、コンフルエンスのひとつ
ハーモニックパターンのPRZ(反転予想ゾーン)は、
まさに、この「重なり」を、Dのまわりに作ったものなんだ。
いくつかのフィボナッチの目安が重なった範囲を、PRZと考えるんだよ。
くわしくは、PRZの解説記事で書いているよ。
目安が1本しかないときより、2本、
3本と重なっているときのほうが、
「ここは意識されやすいかも」と考えやすいよね。
ただ、重なったから反転する、という保証はないんだ。
そこは、勘違いしないでね。
数字で考えてみよう(架空の例だよ)
ドル円の4時間足で、こんな目安が出たとするよ。
実際の価格じゃないよ。
- 大きな波の0.618戻し:149.90円
- 小さな波のエキスパンション1.272:150.05円
- 前回の安値のライン:149.95円
3本の線が、149.90円〜150.05円(15pips)の中に集まっているよね。
さっきの目安(10〜20pips以内)なら、「重なっている」と見ていいんだ。
この範囲が、僕が注目する、コンフルエンスゾーンになるよ。
抜けたら、ロールリバーサル
さて、ゾーンに価格が来たあと、反転しないで、そのまま抜けてしまうこともあるよね。
そのときに知っておきたいのが、「ロールリバーサル」だよ。
ロールリバーサルってなに?
「ロール(役割)」が「リバース(入れ替わる)」という意味だよ。
サポート(下支え)だった場所を、
価格が下に抜けると、今度は、戻ってきたときに押さえつけるレジスタンスに変わりやすい。
逆に、レジスタンスだった場所を上に抜けると、
今度はサポートに変わりやすい、という考え方だね。

ゾーンが「意識されていた場所」だからこそ、抜けたあとも、意識されやすいんだ。
ハーモニックでの意味
ハーモニックパターンのPRZで、反転を狙っていたのに、勢いよく抜けた。
これは、「形が失敗した」というサインだよ。
そのときは、無理に逆張りを続けないで、抜けた方向への動きを、考えることもあるんだ。
PRZでの反転を、ダウ理論の「フェイラースイング・ノンフェイラースイング」で整理する見方もあるよ。
くわしくは、フェイラースイングの解説記事で書いているよ。
ブレイクアウトで、指値で入るのも一考
抜けたあとの動きを狙うとき、「抜けた瞬間に飛びつく」のは、
ダマシが多くて、ちょっと怖いよね。
そこで、「戻りを指値で待つ」という方法も、ひとつの考え方だよ。
指値で待つ、ってどういうこと?
PRZのゾーンを下に抜けたあと、価格が戻ってくる(リテスト)ことが多いよね。
そのとき、ゾーンの境目あたりに、あらかじめ指値(売り)を置いておく、という方法だよ。
ロールリバーサルで押し返されたところで、約定するイメージだね。
メリットと、気をつけること
- メリット:損切りを、ゾーンの外側に近く置けるので、損切りまでの距離を短くしやすい。ロットを調整しやすいよ
- メリット:抜けた瞬間に飛びつくより、ダマシに巻き込まれにくくなる場合がある
- 気をつけること:戻ってこなければ、約定しない。待っているうちに、チャンスを逃すことも多いよ
- 気をつけること:約定しても、そのまま再び上に戻って、ゾーンの中に入ってしまうこともある
- 気をつけること:損切りは、必ず先に置く。指値だからと、安心しないでね
指値で待つ位置と、損切りの位置が決まれば、ロットも逆算できるよね。
僕が紹介しているRatioFangEAの紹介記事のパネルは、
指値の線を引くと、ロットを自動計算してくれるから、
こういう使い方と相性がいいんだ。
ブレイクアウトの手法は、僕のブログでも、よく取り上げているテーマだよ。
ブレイクアウトでの指値は、「待つ」判断が多くなる分、見送る勇気も、大事になるんだ。
初心者がやりがちなミスと、気持ちの話
フィボナッチを使うときに、初心者がやりがちなミスだよ。
気をつけてね(汗)
- 線を、いくつも引きすぎて、どれを見ればいいか分からなくなる
- 都合のいい始点・終点を選んで、線を引き直してしまう
- 1本の線に、価格が触れただけで、「ここで止まる」と思い込む
- 抜けたのに、「まだ戻るはず」と、損切りを動かす
「ここで反転してほしい」という気持ち
線を引くと、「ここで止まってほしい」という期待が生まれるよね。
でも、その期待が強いほど、ルールを破りやすくなるんだ。
線に触れて反転すれば、うれしい。
でも、抜けたときは、素直に認めるのが、いちばん大事だと思うよ。
よくある質問(Q&A)
Q. 0.618以外の線は、いらない?
A. いらないわけじゃないよ。
0.382や0.5、0.786も、よく意識されるんだ。
ただ、全部を見ると、ごちゃごちゃするから、
まずは0.618を中心に、見てみるのがおすすめだよ。
Q. どの動きに、線を引けばいい?
A. 大きな時間足で、はっきり見える、ひとつの動きを選ぶのがおすすめだよ。
小さな波に、何本も引くと、重なりばかりになって、判断が難しくなるんだ。
Q. コンフルエンスしていれば、必ず反転する?
A. しないよ。
重なりが多いと、意識されやすいと考える人が多いけど、あくまで目安なんだ。
抜けることもあるから、損切りは、必ず先に決めておこうね。
Q. 指値で待つのと、抜けた瞬間に入るのと、どっちがいい?
A. どちらが良い、とは言えないんだ。
指値は、約定しないことが多いけど、損切りを近くに置きやすい。
飛びつくのは、乗り遅れにくいけど、ダマシに合いやすい。
自分のルールと、性格に合うほうを、少しずつ試してみるのがいいと思うよ。
まとめ
今日は、フィボナッチのリトレースメントとエキスパンション、
設定の数値、コンフルエンス(PRZ)、
ロールリバーサルと指値について、解説したよ。
ポイントをおさらいするね。
- リトレースメントは「戻り」、エキスパンションは「伸びる先」の目安を出す
- MT5の設定は、使う線(0.382・0.5・0.618・0.786など)に絞って、見やすくする
- いくつかの目安が重なるコンフルエンスは、意識されやすい。PRZは、その一例
- ゾーンを抜けたら、ロールリバーサルを考える。戻りを指値で待つ方法もあるが、約定しないこともある
- 反転する保証はなく、利益も保証されないよ
トレードにはリスクがあるから、無理は禁物だよ。
ハーモニックパターンの形については、
ガートレーパターンの解説や、
バタフライパターンの解説も、
あわせて読んでみてね。
最後まで読んでくれてありがとう☆
質問があったら、コメントで教えてね。
君のトレードがうまくいくこと、僕も応援してるからね♪