こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
ハーモニックパターンの記事を読んでいると、必ず出てくる言葉が「PRZ」だよね。
アルファベット3文字だけで、初めて見るとちょっと身構えちゃうよね(汗)
でも、PRZの考え方は、ひとつ分かると意外とシンプルなんだ。
今日は、PRZとは何なのか、どうやって決まるのか、
そして使うときに気をつけたいことまで、
できるだけやさしく解説していくね☆
良いことばかりじゃなくて、怖いところもちゃんと書くから、安心して読んでほしいな。
ハーモニックパターン全体の流れは、
ハーモニックパターンとはにまとめているよ。
PRZってなに?
PRZは「Potential Reversal Zone」の略で、
日本語だと「反転予想ゾーン」のことだよ。
「価格の流れが変わる(反転する)かもしれない、帯状の場所」と考えると分かりやすいんだ。
交差点の目印みたいなもの
車で道を走っているとき、カーナビが「この先の交差点で曲がります」と教えてくれるよね。
PRZは、その案内表示みたいなものだよ。
大事なのは、曲がるかどうかを決めるのは運転手(相場)だということ。
ナビが言っても、まっすぐ進むことだってあるよね。
PRZも同じで、「ここで反転するかもしれない」という目印であって、
「ここで必ず反転する」という約束じゃないんだ。
ハーモニックパターンでは、Dのまわりにできる
ハーモニックパターンは、X・A・B・C・Dという5つの点でできているよね。
PRZは、その最後の点「D」のまわりに作られる帯だよ。

「Dまで来たら、反転するかもしれない」と考える場所に、
あらかじめ帯を引いておくイメージだよ。
まだDに届いていなくても、「ここに来たら注目しよう」と準備できるのが、いいところなんだ。
PRZは、どうやって決まるの?
次に、PRZがどうやって決まるのかを見てみるね。
ここがいちばん「へぇ〜」となるところだと思うよ。
目安を、いくつか重ねる
ハーモニックパターンでは、Dの位置の目安を、いくつかの方法で出せるんだ。
たとえば、こんなものがあるよ。
- XAの動きの、0.786戻しの位置(ガートレーの場合)
- BCの動きの、1.272〜1.618倍の位置(BC射影)
- ABとCDが同じ長さになる位置(AB=CD)
それぞれの目安は、ピンポイントの1本の線になるんじゃなくて、
「このあたり」という幅になるよね。
その幅が重なったところを、PRZと考えるんだ。

重なりが多いほど、目立つ
目安が1つしかないより、2つ、3つ重なっているほうが、
「ここは意識されやすいかも」と考えやすいよね。
ただ、これはあくまで「候補として目立つ」というだけだよ。
重なったから反転する、という意味じゃないから、そこは勘違いしないでね。
計算のしかたは、ツールや人によって違う
正直に言うと、PRZの計算のしかたには決まった正解がないんだ。
どの目安を使うか、どこまでを重なりと見るかは、ツールや人によって違うよ。
たとえば、僕が紹介しているインジケーターの「RatioFang」は、
XAを基準にしたDの範囲と、BC射影の重なりをPRZとして描いているよ。
重ならないときは、XA基準の範囲だけを使うんだ。
くわしくは、RatioFangの紹介記事にまとめてあるよ。
だから、「PRZの幅が、前に見たものと違う」と感じても、おかしくないんだ。
自分が使うツールや計算のしかたを、一定にしておくのがおすすめだよ。
PRZの「幅」を見てみよう
PRZは、帯だから、幅があるよね。
この「幅」が、実はけっこう大事なんだ。
幅が広いと、どうなる?
PRZの幅が広いと、「どこで入るか」で、損切りまでの距離が大きく変わるんだ。

たとえば、架空の数字で考えてみるね(実際の価格じゃないよ)。
ドル円で、PRZが149.80円から150.20円まで、幅が40pipsだとするよ。
損切りを149.60円に置く場合は、こうなるんだ。
| どこで入る? | 入る価格 | 損切りまで |
|---|---|---|
| PRZの上端 | 150.20円 | 60pips |
| PRZの真ん中 | 150.00円 | 40pips |
| PRZの下端 | 149.80円 | 20pips |
同じ損失額(たとえば口座の1%)に抑えるなら、
損切りまでが長いほど、ロットは小さくする必要があるよ。
「下端まで待つ」の落とし穴
「損切りが近いほうがロットを大きくできるから、下端で入ろう」と考えたくなるよね。
でも、下端まで下がってこないで、そのまま反転してしまうこともあるんだ。
そのときは、入れずに終わるよ。
逆に、下端まで来たら、そのまま突き抜けてしまうこともある。
「どこで入るか」は、先に決めておこうね。
そのうえで、損切りの位置から逆算して、ロットを決めるんだ。
PRZに入ったら、何を見る?
価格がPRZに入ったとき、「入った!買おう!」と飛びつくのは、ちょっと危ないんだ。
ここでは、僕が気をつけていることを書くね。
ローソク足の反応を見る
PRZに入ったあとは、ローソク足の形を見て、「反転の気配」が出ているかを確認するよ。

- 反転の気配:長い下ヒゲがついた、買いの勢いで戻した足が出る、など
- 突き抜けた例:勢いのある陰線で、PRZを下に抜けていく
反転の気配が出てから入るほうが、落ち着いて判断できるよ。
逆に、勢いよく突き抜けたら、見送るか、損切りになる可能性が高いと考えるんだ。
ただ、足の形も、あくまで確認の目安で、勝てる根拠そのものじゃないよ。
失効ラインを意識する
パターンには、「ここを越えたら、形が崩れた」と考える線があるよ。
これを失効ラインと呼ぶことがあるんだ。
RatioFangでは、パターンごとの許容できる上限の位置に、線が引かれるよ。
失効ラインを越えたら、「ハズレだったな」と切り替える。
未練を持たないための、大事な目印だよ。
実際のチャートでの見え方
実際のチャートでは、こんなふうにPRZの枠が表示されるよ。
これは、ハーモニックパターンのひとつ「5-0」の例だけど、
PRZの枠、エントリーの目安、損切り、
利確が出ているのが分かると思うよ。

PRZを使うときの手順(僕ならこうするよ)
ここでは、PRZを見つけてから、
入るかどうかを決めるまでの流れを、
ステップで書いてみるね。
考え方の一例として読んでほしいな。
ステップ1:大きな時間足で、流れを見る
まず、日足や4時間足で、今の相場が上向きか下向きかを、ざっくり見るよ。
大きな流れに逆らう向きのPRZは、
反転しても伸びにくいことがあるから、
先に確認しておくんだ。
ステップ2:PRZの位置と幅を確認する
次に、PRZがどこにあって、どのくらいの幅があるかを見るよ。
まだ価格が届いていないときは、「ここに来たら注目」と目印をつけておくんだ。
幅が広すぎるときは、その時点で「見送り」も考えるよ。
ステップ3:損切りの位置を先に決める
PRZの外側(形が崩れたと考える位置)に、損切りを置くよ。
そこまでの距離から、ロットを逆算するんだ。
口座資金の1%などに、損失を抑えられるロットになるかを確認するよ。
ステップ4:価格が入ったら、反応を見る
価格がPRZに入ったら、すぐ入らないで、ローソク足の反応を待つよ。
反転の気配が出なかったら、入らなくてもいいんだ。
「入らない」という選択があることを、忘れないでね。
ステップ5:入ったあとは、決めたルールどおりに
入ったあとは、先に決めた損切りと利確のルールどおりに動くよ。
途中で気持ちが揺れても、損切りを動かさないのが大事なんだ。
数字でシミュレーションしてみよう(あくまで例だよ)
ドル円を例にした、架空の数字で考えてみるね。
実際の価格じゃないよ。
- PRZ:149.80円〜150.20円(幅40pips)
- エントリー:150.00円(PRZの真ん中)
- 損切り:149.60円(40pips下)
- 利確:150.80円(80pips上)
この場合、損切りまでが40pips、
利確までが80pipsだから、リスクとリターンは1対2になるよ。
口座資金が10万円で、1回の損失を1%(1,000円)までにするなら、
ロットは2,500通貨になるんだ。
もしPRZの上端(150.20円)で入るなら、
損切りまでが60pipsになるから、
ロットは約1,700通貨まで小さくなるよ。
同じ損失額でも、入る場所でロットが変わるのが、分かると思うな。
ただし、これは「うまく反転したとき」の話だよ。
反転せずに損切りになれば、1,000円の損失になるんだ。
勝ったときの金額だけじゃなくて、負けたときの金額も、先にイメージしておこうね。
PRZと、ほかの目印を合わせて見る
PRZだけを見て入るのは、ちょっと心細いよね。
僕は、ほかの目印と合わせて、判断する材料を増やすのがいいと思うよ。
- 大きな時間足の流れ(日足の向きなど)
- 直前の高値・安値(サポートラインやレジスタンスライン)
- ローソク足の反応(下ヒゲ、勢いの弱まりなど)
- オシレーターなどの確認(逆行しているかどうか)
PRZと、ほかの目印がいくつか重なっていると、
「ここは意識されやすいかも」と考えやすいよね。
逆に、PRZしか根拠がないときは、入らないという判断も、立派だと思うよ。
初心者がやりがちなミスと、気持ちの話
PRZを使うときに、初心者がやりがちなミスだよ。
気をつけてね(汗)
- PRZに入った瞬間に、飛びついてしまう
- PRZが重なったから、「ここで必ず反転する」と思い込む
- 損切りを決めずに入って、含み損を抱えたまま祈る
- ツールが出したPRZを、そのまま信じてしまう
「ここで反転してほしい」という気持ち
PRZを引くと、「ここで止まってほしい」という期待が生まれるよね。
でも、その期待が強いほど、ルールを破りやすくなるんだ。
損切りに引っかかっても、「もう少し待てば戻るはず」と動かしてしまう。
PRZは、あくまで「確率の高そうな場所」を知るための目印だよ。
外れたときは、素直に損切りをして、次を待とうね。
よくある質問(Q&A)
Q. PRZに入ったら、必ず反転する?
A. しないよ。
反転しないで突き抜けることは、普通にあるんだ。
PRZは、「反転するかも」という目印で、保証ではないよ。
Q. PRZは、どの時間足でも使える?
A. 使えるけど、短い時間足は、
PRZに入る回数も多くなるぶん、
ダマシ(予想と逆に動くこと)も増えやすいんだ。
初心者のうちは、日足や4時間足のような、長めの時間足がおすすめだよ。
Q. PRZが広すぎるときは、どうしたらいい?
A. 無理に入らないのも、ひとつの方法だよ。
損切りまでが長いと、ロットを小さくする必要があるから、
少額資金だと、最小ロットを下回ってしまうこともあるんだ。
Q. PRZと、サポートライン・レジスタンスラインは、どう違うの?
A. サポート・レジスタンスは、過去の値動きから見つける線だよ。
PRZは、ハーモニックパターンの比率から計算する帯だから、考え方が違うんだ。
ただ、両方が重なっている場所は、意識されやすいと考える人も多いよ。
Q. Dに届く前に、反転しちゃったときは?
A. そのパターンは「成立しなかった」と考えて、見送るのがいいと思うよ。
PRZに届かなかったのに、あとから入ろうとすると、
位置も損切りもあいまいになりやすいんだ。
Q. PRZは、あとから変わることがある?
A. あるよ。
Dの位置がまだ決まっていないうちは、
新しい高値や安値が出ると、パターンの形やPRZの位置が変わることがあるんだ。
形成途中のパターンは、そのあと崩れて消えることもあるから、
「出たから入る」ではなくて、「出たから、よく見る」くらいの距離感がいいよ。
PRZを引き直すとき・見直すときの考え方
最後に、PRZを使い続けるうえで、気をつけたいことを書くね。
引いたら、むやみに動かさない
PRZを引いたあと、価格が近づくたびに「ちょっとズレてるかな?」と引き直したくなることがあるんだ。
でも、都合のいいように何度も引き直すと、
あとで振り返ったときに、何が正しかったのか分からなくなるよ。
引いたPRZは、形が崩れるまでは、基本そのままにしておくのがおすすめだよ。
振り返りを残しておく
入ったトレードも、見送ったトレードも、
PRZの位置と、そのあとの動きを、
メモや画像で残しておくといいよ。
「PRZの真ん中で入ったら、こうなった」「下端まで待ったら、入れなかった」といった記録が溜まると、
自分なりの見方が少しずつ育つんだ。
僕も、検証トレードの記録を残していて、
ガートレーの実例は、ガートレーパターンの解説の中で紹介しているよ。
結果は、勝ちでも負けでも、正直に載せていくつもりだよ。
まとめ
今日は、PRZ(反転予想ゾーン)を解説したよ。
ポイントをおさらいするね。
- PRZは、ハーモニックパターンのDのまわりにできる、反転しやすいかも、と考える帯
- いくつかの目安が重なった範囲を、PRZと考える(計算のしかたは、ツールや人で違う)
- 幅が広いと、損切りまでの距離が変わる。損切りから逆算して、ロットを決める
- PRZに入ったら、ローソク足の反応を見てから入る。飛びつかない
- 反転する保証はなく、利益は保証されないよ
PRZの考え方が分かると、ガートレーやバタフライの読み方も、
ぐっと分かりやすくなるよ。
ガートレーパターンの解説や、
バタフライパターンの解説も、
あわせて読んでみてね。
ほかの専門用語は、ハーモニックパターンの用語集にまとめてあるよ。
トレードにはリスクがあるから、無理は禁物だよ。
損切りだけは、先に決めてからやっていこうね。
最後まで読んでくれてありがとう☆
質問があったら、コメントで教えてね。
君のトレードがうまくいくこと、僕も応援してるからね♪