ハーモニックパターン リスクリワード 資金管理

ハーモニックパターンのリスクリワードの決め方|損切り幅・利確幅・とんとん勝率

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鼻ツっぺ

少額資金(数万円〜)からのFXスイングトレードを中心に研究・実践しています。

主にブレイクアウト手法における「ダマシ回避」「環境認識」「資金管理」をテーマに検証を継続。
実戦で再現性のあるトレード設計を公開しています。

MT4・MT5インジケーターおよびEA開発も行い、ロット計算・資金設計ツールなど実務に直結する開発・運用を実施。
「当てるトレード」ではなく「崩れない設計」を重視した少額資金トレード戦略を発信しています。

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こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪

「リスクリワード」って、聞いたことはあるけれど、
「結局、何を見ればいいの?」と、
ふんわりしたままの人も、多いんじゃないかな。

僕も、最初は、言葉だけ知っていて、中身はよく分かっていなかったよ(笑)。

今日は、ハーモニックパターンで、
リスクリワードをどう決めて、どう使うかを、
架空の数字の例を使いながら、順番に書いていくね☆

先に、ひとことで言うと、リスクリワードは「負けるときの幅と、勝つときの幅の、比べっこ」だよ。

この比べっこを、入る前に決めておくと、
「この形は、入る価値があるか」を、
落ち着いて考えられるようになるんだ。

ハーモニックパターンそのものを、
まだ知らない人は、先にハーモニックパターンとはを読んでおくと、
話がつながりやすいよ。

リスクリワードとは?

リスクリワードとは、損切りまでの幅(リスク)と、利確までの幅(リワード)の比のことだよ。

「RR」と略して書かれることもあるんだ。

リスクリワードの図。エントリーから損切りまでがリスク(1)、エントリーから利確までがリワード(2)で、比は1対2

たとえば、エントリーから損切りまでが30pips、
利確までが60pipsなら、リスクが1に対して、リワードが2。

「リスクリワードは1:2」と言うよ。

数字が大きいほど、「負けるときの幅より、勝つときの幅が大きい」という意味になるんだ。

ここで大事なのは、リスクリワードが高いからといって、勝てるわけではないということだよ。

利確までが遠いと、そこまで届かないことも多くなるんだ。

このあたりは、あとでくわしく書くね。

計算の例(架空の数字だよ)

実際の相場ではなくて、考え方を見るための、架空の数字で、計算してみよう。

リスクリワードの計算例の表。損切りまでと利確までのpipsから、リスクリワードを求める

  • 損切り30pips、利確30pips → リスクリワード 1:1
  • 損切り30pips、利確60pips → リスクリワード 1:2
  • 損切り50pips、利確60pips → リスクリワード 1:1.2
  • 損切り100pips、利確60pips → リスクリワード 1:0.6

計算のしかたは、かんたんだよ。**

利確までの幅 ÷ 損切りまでの幅** で出せるんだ。4つめの例は、損切りまでが100pipsで、利確までが60pipsだから、60÷100で、0.6だね。この場合は、「負けるときの幅のほうが、勝つときの幅より大きい」ことになるよ。

とんとんになる勝率を、計算してみよう

リスクリワードと、勝つ回数の割合(勝率)は、セットで考えるものだよ。

「どのくらいの割合で勝てば、プラスマイナスゼロになるか」は、
次の式で、かんたんに計算できるんだ。

とんとんになる勝率 = 1 ÷ (1 + リスクリワード)

コスト(スプレッドなど)を除いた、単純な計算だよ。

リスクリワードごとの、とんとんになる勝率の表(計算例)

  • リスクリワード 1:1 → とんとん勝率 50%(半分勝てば、プラマイゼロ)
  • リスクリワード 1:2 → 約 33%(3回に1回勝てば、プラマイゼロ)
  • リスクリワード 1:3 → 25%(4回に1回勝てば、プラマイゼロ)
  • リスクリワード 1:0.5 → 約 67%(3回に2回勝たないと、プラスにならない)

この表を見ると、「リスクリワードが高いほうが、楽に見える」と思うよね。

でも、ちょっと待ってね。

リスクリワードを高くするには、利確を遠くに置くことが多いよ。

遠くに置くほど、届かずに戻ってしまう回数が増えて、勝率は下がりやすいんだ。

つまり、「高いリスクリワード」と「高い勝率」は、
同時には手に入りにくい、ということなんだ。**

ちょうどいいバランスは、自分で検証して、
確かめるしかない**んだよ。検証のやり方は、別の記事の「ハーモニックパターンの検証のしかた」に、まとめているよ。

ハーモニックでの、損切りと利確の置き方

では、ハーモニックパターンでは、損切りと利確を、どこに置くのかな。

ここは、僕の考え方の一例として、読んでね。

損切りは、形が崩れる場所

ハーモニックでは、PRZ(反転を期待するゾーン)の外側に、
損切りを置く考え方が、よく使われるよ。

PRZを抜けてしまったら、「形が崩れた」と考えて、あきらめる位置にするんだ。

PRZについては、PRZの解説に、
くわしく書いてあるよ。

利確は、動きの一部を目安に

利確の位置は、人や資料によって、いろいろな考え方があるんだ。

一例として、AからDまでの動きの一部(0.382戻しや、0.618戻しなど)を、
目安にする考え方があるよ。

使うインジケーターによって、目安の出し方も、違うことがあるんだ。

リスクリワードは、「結果」として決まる

ここ、ちょっとだけ、考え方の順番を、変えてほしいんだ。

「リスクリワードを2にしたいから、利確をここに置こう」ではなくて、
「形の根拠から、損切りと利確の位置が決まって、その結果として、リスクリワードが出てくる」という順番で、
考えるのがいいと思うよ。

リスクリワードを良く見せるために、
損切りをせまくしたり、利確を無理に遠くしたりすると、
形の根拠から離れてしまうんだ。

損切りをせまくすると、ちょっとした動きで、すぐ損切りになっちゃうよ。

実際のチャートで、見てみよう

実際のチャートでは、リスクリワードは、どう見えるのかな。

僕の検証トレードで撮った、豪ドル/スイスフランの4時間足を、見てみよう。

インジケーターの表示例。豪ドル/スイスフランの4時間足で、強気のバットのパターンと、エントリー、損切り、3段階の利確の目安が表示されている。利確の目安の横には、リスクリワードの数字も出ている(口座情報は写していない)

チャートの右側に、エントリーと損切りの線、
そして「利確1」「利確2」「利確3」の線が、
3本並んでいるよね。

それぞれの利確の横に、「RR」と、リスクリワードの数字が表示されているんだ。

利確が遠いほど、リスクリワードの数字は大きくなるよ。

でも、遠い利確ほど、届くまでに、
時間がかかったり、途中で戻されたりすることも、多いんだ。

「利確1で、いったん半分を決済する」「利確2まで持つ」といった、
いろいろな考え方があるけれど、どれが合うかは、
自分で検証して、決めてね。

ちなみに、僕の検証トレードの実例として、
ガートレーで利確になった記録を、
ガートレーパターンの解説に書いているよ。

リスクリワードは、約1.7倍だったんだ。

ただ、1件だけの結果で、手法の良し悪しは言えないよ。

利確を2つに分けたときの計算(架空の例)

利確を2つに分ける人も、いるよね。

そのときの、リスクリワードの考え方も、架空の数字で、見てみよう。

条件:損切りまで30pips。

ロットを半分ずつに分けて、半分は30pips先で利確、
残り半分は90pips先で利確する、としてみるよ。

損失の上限(リスク)を「1」として、結果を倍数で書くね。

コストは、除いた計算だよ。

  • 2つとも利確に届いた:(30×0.5 + 90×0.5) ÷ 30 = +2.0(リスクの2倍)
  • 1つめだけ届いて、残りは入った価格(建値)で戻された:(30×0.5 + 0×0.5) ÷ 30 = +0.5
  • 1つめだけ届いて、残りは損切りになった:(30×0.5 − 30×0.5) ÷ 30 = 0(プラマイゼロ)
  • 最初から損切りになった:−1.0(リスクの1倍の損失)

この例を見ると、「利確を分けると、平均のリスクリワードは、届き方しだいで、大きく変わる」と分かるよね。

2つとも届いたときは、リスクの2倍だけれど、
2つめが届かないと、ぐっと小さくなるんだ。

だから、利確を分ける場合は、「全部届いたとき」だけでなく、
「途中で戻されたとき」の結果も、計算しておいてね。

そうしないと、実際の結果が、頭の中のイメージより、小さく見えちゃうんだ。

損切りが遠い型は、とくに注意

ハーモニックの型のなかには、損切りまでの幅が、広くなりやすいものがあるんだ。

たとえば、クラブは、Dが遠くまで伸びるから、
PRZの外側まで、損切りまでの距離が、遠くなりやすいよ。

クラブについては、クラブパターンの解説に書いてあるよ。

損切り幅が広い形の注意点の流れ。損切りまでが遠い、同じリスクだとロットが小さくなる、利確までも遠くなる、見送りも選べる

損切りが遠いときは、こんなことが起きるよ。

1. 同じ損失の上限なら、ロットを小さくする必要がある:損切りが遠いほど、
1pipsあたりの金額を、小さく抑えないと、
上限を超えちゃうんだ

2. 利確も遠くないと、リスクリワードが下がる:損切りだけ遠くて、
利確が近いと、リスクリワードは、低くなるよ

3. 最小のロットでも、上限を超えることがある:そのときは、
入らない(見送る)のが、安全な選び方だよ

「見送り」も、立派な選択肢だよ。

無理に入らなくていいんだ。

ロットは、損切りから逆算する

リスクリワードを考えるときに、いっしょに決めたいのが、ロットだよ。

順番は、こうだよ。

1. 1回のトレードで、失ってもいい上限を決める(口座の何%まで、など)

2. 損切りの位置から、損切り幅を出す

3. 上限と損切り幅から、ロットを計算する

「ロットを先に決めて、損切りを、あとから置く」のではなくて、
損切りの位置が先、ロットはあと。

この順番を、守ってほしいな。

初心者がやりがちな、リスクリワードの間違い

  • 数字だけで、良い悪いを決める:「1:3だから、いい形だ」と思い込んでしまう。根拠のない利確は、届かないよ
  • 損切りを、あとで動かす:リスクリワードを保つために、損切りを遠くへ動かすと、損失が広がるよ
  • 勝率を考えない:リスクリワードだけを見て、どのくらい届きそうかを、考えない
  • コストを入れ忘れる:スプレッドなどのコストで、実際のリスクリワードは、少し悪くなるよ

僕も、「数字がきれいだと、よく見えちゃう」という気持ちは、よく分かるよ(汗)。

でも、数字は、形の根拠と合わせて、見てほしいな。

自分のリスクリワードを、見つける方法

最後に、「結局、自分はどのくらいのリスクリワードで、やればいいの?」という疑問に、答えるね。

答えは、「記録から、見つける」だよ。

検証の記録が、ある程度たまったら、こんなふうに、見てみてね。

  • 実際に決済した取引の、損切り幅と、利確(または決済)までの幅を、リスクリワードに直してみる
  • 型ごと、時間足ごとに、分けて眺めてみる
  • 「利確の目安まで届いた割合」を、数えてみる(届かず戻された回数も、含めて)
  • それらを、とんとん勝率の表と、見比べてみる

こうして、自分の記録から、「このくらいの利確なら、このくらいの割合で届く」が見えてくると、
はじめて、「自分に合うリスクリワード」が、決められるんだ。

最初から正解を探すより、記録を積み上げながら、
少しずつ、見つけていくのが、近道だと思うよ。

リスクリワードのQ&A

Q. リスクリワードは、いくつ以上がいいの?

A. 「これ以上なら、いい」という数字は、ないんだ。

自分の勝率と、組み合わせて考えるものだよ。

まずは、検証の記録から、自分に合う範囲を、探してみてね。

Q. 利確を複数に分けるのは、アリ?

A. いろいろな考え方があるよ。

分ければ、リスクリワードが、場面ごとに違ってくるから、
全体では、どうなるかを、計算してみてね。

Q. 損切りを、せまくしたほうが、リスクリワードは良くなるよね?

A. 数字の上では、そうだけれど、
せまくしすぎると、ちょっとした動きで損切りになる回数が、増えるんだ。

形が崩れる位置を、根拠にしたほうが、いいと思うよ。

Q. 最小ロットでも、損失の上限を超えるときは、どうする?

A. 見送るのが、安全だと思うよ。

無理に入ると、1回の負けが、思ったより大きくなっちゃうんだ。

Q. リスクリワードは、売り(弱気の形)でも、同じ計算でいいの?

A. 同じだよ。

売りのときは、損切りが上、利確が下に来るだけで、
「損切りまでの幅」と「利確までの幅」の比を見る考え方は、変わらないんだ。

位置の上下だけ、間違えないようにしてね。

正直に言うね

  • リスクリワードが高くても、勝てるとは限らないよ。この記事の数字は、すべて、考え方を見せるための、架空の例だよ
  • 利益を保証することは、できないんだ
  • 利確や損切りの置き方は、資料や、インジケーターによって、違うよ
  • 僕自身も、成績の検証を終えたわけではなくて、記録を積み上げている途中だよ
  • FXは、元本を失うことも、あるよ。ご自身の判断と責任で、無理のない範囲で、取り組んでね

今日のおさらい

  • リスクリワードは、損切りまでの幅と、利確までの幅の比。利確÷損切りで出せるよ
  • とんとんになる勝率は、1 ÷ (1 + リスクリワード)。リスクリワードが高いほど、必要な勝率は下がるけれど、利確が遠いほど、届きにくくなるよ
  • 損切りと利確は、形の根拠で決めて、リスクリワードは「結果として」出てくる
  • 損切りが遠い型は、ロットを小さくするか、見送ることも考える
  • ロットは、損切りから逆算する

最後まで読んでくれて、ありがとう☆

「うちはこんなふうに決めているよ」という声も、
コメントで教えてもらえたら、うれしいな。

※投資判断について
当ブログに掲載している相場分析やトレード手法は、管理人の個人的な見解です。内容の正確性や利益を保証するものではありません。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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