こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
インジケーターを入れてチャートを開いたら、線やゾーンや文字が、ぱっと表示された。
……さて、ここから何を見ればいいのかな?
僕は最初、画面がカラフルになったことに満足して、
そのまま眺めて終わってしまったよ(笑)。
今日は、ハーモニックパターンのインジケーターに何かが表示されたとき、どんな順番で読んで、どこで「見送る」と決めるかを、
ステップに分けて書いていくね☆
インジケーターの入れ方や、細かい設定の話は、ここでは書かないよ。
表示が出たあとの「読み方」に、しぼってお話しするんだ。
先に、ひとことでまとめるね。
インジケーターの表示は、「入っていいよ」のサインではなくて、
「ここを調べてみてね」の合図だよ。
調べた結果、見送ることになっても、それは立派な判断なんだ。
インジケーターそのものの選び方は、
ハーモニックパターンのインジケーターの選び方にまとめたよ。
ハーモニックパターン全体の話は、
ハーモニックパターンとはを見てね。
読む順番は、この5つ
表示を見たら、次の順番で読んでいくと、迷いにくいよ。

1. どの型(パターン)が表示されているか
2. 比率は、許容できる範囲か
3. PRZ(反転しやすいゾーン)は、どのくらいの幅か
4. 損切りは、どこに置くか
5. 見送る条件に、当てはまらないか
それぞれ見ていくよ。
この途中で「あれ?」と思ったら、そこで見送っていいんだ。
ステップ1:どの型が表示されているか
まず、表示されている形が、ガートレー、
バット、バタフライ、クラブ、ABCDなど、
どの型なのかを確かめるよ。
型によって、「Dがどのあたりに来るか」が違うんだ。
たとえば、ガートレーは、DがXAの0.786戻しあたり。
バットは、0.886戻しあたりまで深く戻るよ。
バタフライは、Xを少し越えて、1.272倍あたり。
クラブは、さらに遠い1.618倍あたりが目安なんだ(資料によって、細かい違いがあるよ)。
型の名前や、点の呼び方(X・A・B・C・D)が分からなくなったら、
用語集を開いて、
確かめながら読んでね。
ガートレーについては、ガートレーパターンの解説に、
くわしく書いてあるよ。
ステップ2:比率は、許容できる範囲か
次に、各点の比率を見るよ。
インジケーターによっては、比率の数字が、ラベルで表示されるんだ。
ここで大事なのは、ぴったり合っていることは、ほとんどない、ということだよ。
多少のズレは、ふつうなんだ。
ただ、ズレが大きいと、型として成り立たなくなってくるよ。

僕は、こんなふうに、ざっくり3つに分けて考えているよ。
- ほぼ合っている:そのまま次のステップへ
- 少しズレている:ほかの根拠も、しっかり確認してから進む
- 大きくズレている:見送る
「少しズレている」の線引きは、人によって違うよ。
大切なのは、入る前に、自分のルールとして決めておくことなんだ。
入ってから「これくらいなら大丈夫かな」と考えると、気持ちに引っ張られちゃうからね。
ステップ3:PRZの幅を見る
比率が許容できそうなら、次は、PRZの幅を見るよ。
PRZは、いくつかの目安が重なる、反転しやすいと考えるゾーンのことだよ。
くわしくは、PRZの解説に書いてあるよ。
見てほしいのは、ゾーンの幅だよ。
- 幅がせまい:価格が来る場所を、しぼりやすい
- 幅が広い:どこで反応するのか、分かりにくい。損切りまでの距離も、遠くなりやすい
幅が広いときは、「ゾーンのどこまで引きつけるか」「そもそも見送るか」を、
考えるきっかけにしてね。
ステップ4:損切りを、どこに置くか
ここが、いちばん大事なところだよ。
ハーモニックでは、形が崩れる場所(PRZの外側)に、損切りを置く考え方があるよ。
インジケーターが損切りの目安を出してくれることもあるけれど、
その位置で、自分の損失の上限に収まるかを、
自分でちゃんと計算してね。
収まらないときは、2つの選び方があるよ。
- ロットを小さくして、上限に合わせる
- 損切りが遠すぎるので、見送る
「ロットを先に決めて、損切りの位置を、あとから決める」のではなくて、
「損切りの位置を先に決めて、そこから逆算して、ロットを決める」順番を、守ってほしいな。
ステップ5:見送る条件を、先に決めておく
入る前に、「こうなったら入らない」という条件を、
先に決めておくと、気持ちがぶれにくいよ。

たとえば、こんな条件を、自分のルールにしてみるのは、どうかな?
- 比率の「大きくズレている」ものは、入らない
- PRZの幅が広すぎて、損切りが遠いときは、入らない
- 大きな時間足の流れと、逆向きの形のときは、慎重にする
- 重要な経済指標の予定が、確認できていないときは、ロットを小さくするか、見送る
この中から、自分が納得できるものを選んで、書き出しておくといいよ。
紙でも、スマホのメモでも、いいんだ。
実際のチャートで、表示を読んでみよう
ここで、実際のチャートを見てみよう。
僕の検証トレードで撮った、ドル円の4時間足だよ。
ステップ1〜4を、この画像に当てはめて読んでみるね。

- ステップ1(型):左上のパネルと、チャート右上の文字で、「強気のシャーク」と分かるよ
- ステップ2(比率):パネルに「良好」とあって、理想の範囲からのズレは、合計で小さめと表示されているね。ただ、これは「形の比率」の評価で、反転を保証するものではないよ
- ステップ3(PRZ):パネルに、PRZの範囲と、価格が今ゾーンの中にいることが出ているよ。チャートの右側の四角が、そのゾーンだね
- ステップ4(損切り):ゾーンの下に、損切りの線が引かれているよ。エントリーとの距離も、パネルのpips表示で分かるんだ。この距離が、自分の損失の上限に収まるかを、自分で計算するんだったよね
パネルの下のほうに、「オシレーター」という欄もあって、
勢いの向きが、形の向きと合っているかも、表示されているよ。
ここが「×」のときは、ステップ5の「見送る条件」を、
少しきびしくしてもいいかもしれないね。
架空の例で、読んでみよう
実際の相場ではない、架空の例で、5つのステップを通してみるね。
数字は、読み方を見せるためのものだよ。
ある日、4時間足のチャートに、インジケーターが「強気のガートレー」を表示したとするよ。
- ステップ1(型):ガートレー。Dは、XAの0.786戻しあたりが目安
- ステップ2(比率):表示されたBは、0.62あたり。Dは、0.80あたり。ほぼ合っているけれど、Dが目安より、ほんの少し深い → 「少しズレている」に入れる
- ステップ3(PRZの幅):ゾーンが、わりと広い。価格は、まだゾーンの入り口あたり
- ステップ4(損切り):ゾーンの下に置くと、損切りまでが遠い。自分の損失の上限に収めるには、ロットをかなり小さくする必要がある
- ステップ5(見送り条件):自分のルールでは、「幅が広くて損切りが遠いときは、ほかの根拠が2つ以上そろうまで待つ」としていた
この場合の判断は、人によって分かれるよ。
「小さいロットで入る」人もいれば、「今回は見送る」人もいるんだ。
大事なのは、自分のルールに照らして、理由をつけて決めることだよ。
理由が言えない入り方は、あとで振り返れないんだ。
もうひとつ、見送ったあとのことも考えてみてね。
見送ったあとで、価格が反転したとしても、それは「結果論」だよ。
ルールに沿って見送ったなら、それは間違いではないんだ。
悔しい気持ちになったら、見送りの理由のメモを、読み返してみてね。
表示の「色」と「線」を、自分の言葉にしておく
インジケーターには、色や線の種類が、たくさんあることがあるよ。
最初のうちは、こんな表を、自分で作っておくと、すごく役に立つんだ。
- 実線は、何を結んでいる線か(X-A、A-B など)
- 点線や補助線は、何を表しているか(比率の目安線など)
- ゾーンの色が、強気と弱気で、変わるのか
- ラベルの数字は、何の比率なのか
- 線やゾーンが「消える」のは、どんなときか
自分の言葉で、「この色は、〇〇の意味」と書き出しておくと、
画面を見た瞬間に、判断が速くなるよ。
それに、慣れてきたころに、「あれ、この表示、どういう意味だったっけ?」と迷うことが、減るんだ。
通知が来たときの、動き方
価格がPRZに入ると、通知で知らせてくれるインジケーターもあるよね。
通知が来たら、こんな順番で動いてみてね。
1. まず、チャートを開いて、表示の形を、ステップ1〜3で確認する
2. 入る前に、損切りの位置を決めて、ロットを計算する
3. 見送る条件に当てはまらないか、確かめる
4. ローソク足の反応を見て、入るか、見送るかを決める
通知が来た瞬間に、あわてて入るのは、おすすめしないよ。
「見に来てね」の合図だから、落ち着いて、確認してからで、ぜんぜん遅くないんだ。
表示を読んだ「あと」に、やってほしいこと
入っても、見送っても、記録を残すことを、おすすめするよ。
- チャートのスクリーンショット(口座の情報が写らないように、チャートだけ)
- どの型で、比率はどのくらいのズレだったか
- 入った理由、または、見送った理由
- 結果(あとから分かったこと)
見送ったものの記録も、大事だよ。
「見送ったけれど、反転した」「見送って、正解だった」という例が、
あとから見ると、自分のルールを見直す材料になるんだ。
入ったものだけを記録すると、結果が偏って見えちゃうからね。
初心者がやりがちな、4つのこと

僕も通ってきた道だから、書いておくね(汗)。
- 表示が出ただけで、入ってしまう:表示は「候補」だよ。ステップ1〜5を、ひとつずつ確認してね
- 損切りの位置を、あとで動かしてしまう:入る前に決めた位置を、入ったあとに変えると、負けが大きくなりやすいよ
- ロットが、大きすぎる:1回の負けが重いと、気持ちも崩れやすくなるんだ。損失の上限から、逆算してね
- 振り返らない:記録がないと、同じ失敗を、また繰り返しやすいよ
設定や導入について
インジケーターを、チャートソフトに入れる方法や、
細かい設定のしかたは、使うものによって違うよ。
僕が自作しているツールについては、
RatioFang完全ガイドに、
導入の流れを書いてあるよ。
ほかのものを使っている人は、それぞれの説明を、読んでね。
読み方で迷ったときの、Q&A
Q. 表示は出ているのに、自分の目で見ると、形がいびつに見えるよ。
A. そういうこと、あるよね。
どの高値・安値を点にするかで、見え方が変わるんだ。
納得できないときは、見送っていいんだよ。
Q. 比率が少しズレているときは、入ってもいいの?
A. 入る人もいるけれど、僕は、
ほかの根拠(大きな時間足の向きや、ローソク足の反応など)を、
増やして確認するよ。
ズレが大きいときは、見送るのが、安全だと思うな。
Q. PRZに価格が入ったら、すぐ入ったほうがいいの?
A. すぐ入る人もいるけれど、PRZの中で、さらに動くこともあるよ。
入る前に、損切りとロットを決めて、ローソク足の反応を見てから、考えてもいいと思うよ。
Q. 見送ってばかりで、トレードの回数が、ぜんぜん増えないよ。
A. それで、いいんだよ。
ハーモニックは、形が成り立つものが、そう多くないんだ。
無理に回数を増やすと、条件がゆるくなって、損失が増えやすいよ。
Q. 弱気の形(売り)のときは、読み方が変わるの?
A. 考え方は、同じだよ。
上下がさかさまになるだけで、型・比率・PRZの幅・損切り・見送りの条件を、
同じ順番で確認していくんだ。
ただ、売りのときは、損切りがPRZの「上」に来るから、
置く位置を、間違えないようにしてね。
Q. 毎回、5つのステップを全部やるのは、めんどうだよ。
A. 最初のうちは、そう感じるよね。
でも、慣れてくると、1つの形を確認するのに、そんなに時間はかからなくなるんだ。
ステップを飛ばして入った日の記録を、
あとで見ると、「ここを確認していれば」と思うことが多いよ。
正直に言うね
- 表示を丁寧に読んでも、反転しないことは、ふつうにあるよ
- 利益を保証することは、できないんだ
- 損失のリスクは、いつもあるよ。損切りを置いても、相場が飛ぶと、想定より大きな損失になることもあるんだ
- 比率の目安は、資料によって違いがあるよ
- 僕自身も、売買成績の検証を終えたわけではなくて、記録を積み上げている途中だよ
ご自身の判断と責任で、無理のない範囲で、取り組んでね。
今日のおさらい
- 表示は、「入っていいよ」のサインではなく、「調べてみてね」の合図だよ
- 読む順番は、型 → 比率 → PRZの幅 → 損切り → 見送りの条件
- 損切りは、先に決めて、そこからロットを逆算する
- 見送る条件を、入る前に、自分のルールとして決めておく
- 入っても見送っても、記録を残す。利益の保証はないよ
「そもそも、どんなインジケーターを選べばいいの?」という疑問は、
ハーモニックパターンのインジケーターの選び方で、答えているよ。
最後まで読んでくれて、ありがとう☆
「ここが分かりにくかったよ」と思うところがあったら、コメントで教えてね。