こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
「ハーモニックパターンって、誰が考えたの?」って、気になったこと、ないかな。
僕は、形や比率を覚えるのに必死で、しばらくそこまで気が回らなかったよ(笑)。
でも、歴史を少し知ると、「どうして型がこんなに多いのか」「資料によって比率が違うのはなぜか」が、
すっと分かるようになるんだ。
今日は、ハーモニックパターンの歴史と、
よく名前が出てくる3人の人物を、
順番に整理していくね☆
先に、ひとことでまとめるよ。
ハーモニックパターンとは、価格の動きが、フィボナッチ比率に近い形でそろったときに、反転しやすいと考える手法のこと。
その土台を作った人たちが、これから出てくる3人だよ。
ハーモニックパターンの基本は、ハーモニックパターンとはにまとめているから、
まだの人は、そっちも読んでみてね。
ハーモニックパターンの歴史を、ざっくり見てみよう
まず、全体の流れを、年表にしてみたよ。

流れは、だいたい次のとおりだよ。
- 1935年ごろ:H.M.ガートレー氏が、著書の中で、のちに「ガートレー」と呼ばれる形を紹介したとされている
- 1990年代:ラリー・ペサベント氏が、その形に、フィボナッチ比率を結びつけて整理したと紹介されることが多い
- 1990年代〜2000年代:スコット・M・カーニー氏が、バットやクラブなどの型や、PRZの考え方を整理・普及させたと紹介されることが多い
- 現在:いろいろな人が、新しい型や、比率の許容範囲を提案している
ここで、先に注意をひとつ書いておくね。**
年代や功績は、資料によって、少しずつ食い違う**んだ。僕が調べた範囲でも、同じ型の発見者が、資料ごとに違う名前で書かれていたよ。
だから、この記事では、「〜とされている」「〜と紹介されることが多い」という書き方にしているんだ。
断定できないところは、ちゃんと「要確認」と書くね。
ガートレー氏:すべての始まりになった人
ハーモニックパターンの歴史は、H.M.ガートレー氏から始まる、
と紹介されることが多いよ。
ガートレー氏は、アメリカの相場の研究者で、
1935年に『Profits in the Stock Market』という本を出したとされているんだ。
この本の中に出てくる、ある値動きの形が、
のちに「ガートレーパターン」と呼ばれるようになったんだね。
ここで、ちょっと意外なことを書くね。
当時の本は、株式相場の本だったんだ。
いまのFXのチャートや、MT5のような画面は、もちろん無い時代だよね。
しかも、本に書かれた形は、現代の「この比率でこう取る」というルールと、
完全に同じではない、という指摘もあるよ。
つまり、ガートレー氏は、「形のヒント」を残した人で、
「比率のルール」を整えたのは、あとの世代の人たち、
というイメージなんだ。
ガートレーパターンの形や比率は、
ガートレーの解説で、
実例つきで書いているよ。
ラリー・ペサベント氏:形にフィボナッチ比率を結びつけた人
次に出てくるのが、ラリー・ペサベント(Larry Pesavento)氏だよ。
ペサベント氏は、1997年に『Fibonacci Ratios with Pattern Recognition』という本を出して、
ガートレー氏の形に、フィボナッチ比率を体系的に当てはめた人として、
紹介されることが多いんだ。
ここが、すごく大事なポイントだよ。
- ガートレー氏:形を紹介した
- ペサベント氏:その形に、数字(比率)の裏づけを結びつけた
この「数字の裏づけ」があるから、
いまの私たちは、「Bは0.618戻し」「Dは0.786戻し」のように、
ルールとして形を確かめられるんだよね。
もし比率が無かったら、人によって見え方がバラバラで、検証もしにくいと思うんだ。
ただ、ここも、資料によって書き方が少し違うよ。
「ペサベント氏が最初に整理した」と書く資料もあれば、
「ガートレー氏の仕事を、さらに進めた」と書く資料もあるんだ。
どちらにしても、比率の考え方を広めた大切な人物として名前が挙がることは、共通しているよ。
フィボナッチ比率そのものの説明は、
ハーモニックパターンのフィボナッチに書いたから、
気になる人は、あわせて読んでみてね。
スコット・M・カーニー氏:型を増やして、考え方を整理した人
3人目が、スコット・M・カーニー(Scott M. Carney)氏だよ。
カーニー氏は、『Harmonic Trading』というシリーズの本を書いた人として、とても有名なんだ。
「ハーモニックトレーディング」という言葉を、
世の中に広めた人、と紹介されることも多いよ。
カーニー氏について、資料でよく紹介されるのは、次のような点だよ。
- バット(Bat) や クラブ(Crab) など、新しい型を整理して広めた
- ガートレーの比率を、ルールとして整えた
- PRZ(反転が予想されるゾーン) という考え方を、はっきり形にした
型の話は、バットの解説とクラブの解説に、
PRZの話は、PRZとはに書いてあるよ。
ここでも注意があるよ(汗)。**
バットやクラブが、いつ登場したか**は、資料によって違うんだ。「1990年代」と書くものもあれば、クラブは「2000年」と書くものもあったよ。
しかも、カーニー氏が「見つけた」のか、
「整理して広めた」のかも、資料によって表現が違うんだ。
だから、僕は、「カーニー氏が整理して広めた型として紹介されることが多い」くらいの言い方に、とどめているよ。
ほかにも、名前が挙がる人たち
ハーモニックの型は、3人だけで作られたわけじゃないんだ。
- バタフライ:ブライス・ギルモア氏の名前が挙がる資料がある(要確認)
- サイファー:ダレン・オグルスビー氏の名前が挙がる資料がある(要確認)
- そのほかの型:資料ごとに、別の名前が書かれていることがある

この表のとおり、確実に言えるのは「たくさんの人が少しずつ育ててきた」ということだよ。
誰か1人が、すべてを作ったわけじゃないんだね。
バタフライのことは、バタフライの解説で、
形と比率を書いているよ。
歴史を知ると、何が役に立つの?
「昔の話は分かったけど、トレードに関係あるの?」って、思うよね。
僕も、最初は、そう思っていたよ(笑)。
実は、役に立つ場面が、いくつかあるんだ。

資料ごとの比率の違いに、慌てなくなる
比率が、本やサイトによって、少しずつ違うことがあるよね。
たとえば、Bの戻しが「0.618」ちょうどの資料もあれば、
「0.618の近く」を許す資料もあるんだ。
歴史を知っていると、「いろいろな人が、少しずつ整理し直してきたからだな」と分かって、
落ち着いて受け止められるよ。
型を全部覚えなくていい、と気づける
型が多いのは、時代ごとに、人が足していったからなんだ。
だから、全部を覚えなくても、いいんだよ。
まずは、ガートレーとバットくらいから、少しずつ増やしていけば大丈夫。
用語に迷ったら、ハーモニックパターンの用語集も使ってね。
原典を読むときの、選び方が分かる
もっと深く学びたいときは、原典(書籍)を読む方法があるよ。
ペサベント氏の本や、カーニー氏の『Harmonic Trading』シリーズは、
英語のものが多いけれど、考え方のもとになっているんだ。
ただし、買う前に、最新の版や内容を、ご自身で確認してね。
歴史の流れから見える、いまの使い方のヒント
3人の流れを見ていると、ひとつ気づくことがあるんだ。
それは、どの時代の人も、「前の人の考え方を、少しずつ直しながら」進めてきたということ。
ガートレー氏の形に、ペサベント氏が比率を足して、カーニー氏が型や考え方を整理した。
つまり、完成品を受け取ったのではなくて、
バトンを受け取って、直しながら渡してきたんだよね。
だから、私たちが使うときも、同じでいいと思うんだ。
- 比率の許容範囲は、自分で決めて、記録して、見直す
- 合わなかった型は、無理に使わず、見送ってもいい
- 資料と自分の検証結果が違ったら、自分の記録を大事にする
僕も、資料どおりの比率で入ってみて、
うまくいかなかったときに、「これは、自分の条件に合っていないのかも」と考え直したことが、何度かあるよ。
そうやって直していくこと自体が、この手法の歴史の続きなのかもしれないね(笑)。
ここは、はっきり言うね:歴史があっても、勝てるとは限らない
ちょっとだけ、怖い話もさせてね。
有名な人が作った手法でも、それを使えば利益が出る、という保証は、どこにもないんだ。
ハーモニックパターンも、反転しないことは、ふつうにあるよ。
大事なのは、「誰が言ったか」ではなくて、
自分の条件で検証して、結果を確かめることなんだ。
検証のやり方は、ハーモニックパターンの検証のしかたに、
サンプル数の考え方まで書いているよ。

初心者がやりがちなミス
- 「提唱者が言っているから」と、鵜呑みにする:検証していない比率や型を、そのまま信じてしまう
- 資料の違いを、間違いだと決めつける:本やサイトで比率が違っても、どちらかが間違いとは限らない
- 歴史の話だけで、満足してしまう:知識が増えても、記録を取らないと、実力にはつながりにくい
- 型を一気に覚えようとする:まず2〜3個に絞るほうが、迷いにくい
僕も、最初は、いろんな本の比率を全部ノートに書き出して、
頭がごちゃごちゃになったことがあるよ(汗)。
探すのが大変なときの、ひとつの方法
ハーモニックパターンは、手で探すと、かなり大変なんだよね。
どの点がX・A・B・C・Dか、比率はどのくらいずれているか…。
そんなとき、僕は、補助の道具を使うことがあるよ。
たとえば、僕が作ったインジケーターのRatioFangの紹介では、
形の候補や比率のずれを、チャート上に表示させているんだ。
ただし、道具は、あくまで候補を探すお手伝いだよ。
利益を保証するものではないし、最終的に入るか見送るかは、ご自身で判断してね。
よくある質問
Q. ハーモニックパターンを最初に考えたのは、誰ですか?
A. 名前の由来になった形を紹介した人として、
H.M.ガートレー氏(1935年の著書)がよく挙げられます。
ただ、いまの比率のルールは、ペサベント氏やカーニー氏らが整理してきたとされていて、
1人が作ったとは言いにくいです。
Q. スコット・M・カーニー氏とラリー・ペサベント氏の違いは?
A. 資料でよく紹介されるのは、
ペサベント氏が「ガートレーの形にフィボナッチ比率を結びつけた」人、
カーニー氏が「型を増やして、PRZなどの考え方を整理・普及させた」人、という違いです。
ただし、表現は資料によって少し異なります。
Q. 原典は読んだほうがいいですか?
A. 興味があれば、おすすめです。
ただ、読まなくても、型と比率、損切りの考え方を学べば、検証はできます。
まとめ
今日のポイントを、まとめるよ。
- ハーモニックパターンは、ガートレー氏の形を土台に、ペサベント氏が比率を結びつけ、カーニー氏が型や考え方を整理した、と紹介されることが多い
- 年代や功績は、資料によって違うので、「〜とされている」と受け止める
- 型は、時代ごとに増えてきたので、全部覚えなくていい
- 歴史を知っても、利益は保証されない。自分の検証が、いちばん大切
昔の人たちが残してくれた考え方を、
ありがたく使わせてもらいながら、
自分のペースで、記録を貯めていこうね☆
次回は、実際に入るときの「損切りの位置」の話を書くよ。
楽しみにしていてね♪
参考にした資料(2026年11月4日に確認)
- Harmonic Trading: Profiting from the Natural Order of the Financial Markets, Volume 1(Pearson)(カーニー氏の著書の販売ページ)
- A Quick Look At Harmonic Trading Patterns As Described by Scott M. Carney(FinSMEs)
- Harmonic Trading: Different Gartley Methods Unveiled(FXStreet)
※ ブログや解説記事が中心で、年代や功績は資料によって異なります。
正確な内容は、原典(書籍)でご確認ください。
この記事は、利益を保証するものではありません。
投資は、ご自身の判断で、リスクを理解したうえで行ってください。