ハーモニックパターン 確率論

ハーモニックパターンの検証のしかた|サンプル数と記録で確かめる

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鼻ツっぺ

少額資金(数万円〜)からのFXスイングトレードを中心に研究・実践しています。

主にブレイクアウト手法における「ダマシ回避」「環境認識」「資金管理」をテーマに検証を継続。
実戦で再現性のあるトレード設計を公開しています。

MT4・MT5インジケーターおよびEA開発も行い、ロット計算・資金設計ツールなど実務に直結する開発・運用を実施。
「当てるトレード」ではなく「崩れない設計」を重視した少額資金トレード戦略を発信しています。

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・FXブレイクアウト手法研究・検証
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こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪

ネットやSNSで、「この手法は、勝率〇〇%!」という数字を、見かけたことはないかな?

僕はあるよ。

そして、そのたびに、「それって、どうやって数えた数字なんだろう?」と、
気になってしまうんだ(笑)。

今日は、ハーモニックパターンの成績を、
自分の手で確かめるための、
検証のしかたを書いていくね☆

先に正直に言っておくと、この記事には、
「ハーモニックの勝率は〇〇%です」という数字は、出てこないよ。

出典のない数字を書くのは、いちばんやってはいけないことだと思っているからなんだ。

そのかわりに、「他人の数字を見るときに、何を確認すればいいか」と、
「自分で確かめるときに、何を記録すればいいか」を、
できるだけ具体的に、お話しするね。

勝率について、ざっくりとした考え方を先に知りたい人は、
親記事のハーモニックパターンの勝率の節を、読んでみてね。

数字を見る前に、まず確認したい5つのこと

だれかが出している成績の数字を見たら、次の条件が、書いてあるかを、確認してみてね。

成績の数字が変わる条件の表。期間、通貨ペアと時間足、損切りと利確、スプレッド

  • 期間:何か月分、何年分の数字なのか。短いと、たまたまの影響を、大きく受けるよ
  • 通貨ペアと時間足:どの組み合わせで見たのか。条件が違えば、別の話になるよ
  • 損切りと利確の置き方:どこに置いたルールなのか。置き方が違うと、数字は大きく変わるんだ
  • スプレッド(コスト):取引コストを、含めているか。含めないと、実際の結果より、よく見えるよ
  • 数え方:「形が出た回数」なのか、「実際に入った回数」なのか。入らなかった形は、どう扱っているか

この5つが書いていない数字は、「参考程度」に、
とどめておくのが安全だと、僕は思っているよ。

「サンプルが少ない」って、どういうこと?

検証でいちばん大事なのが、サンプル数(結果の件数)だよ。

たとえば、コインを5回投げて、表が4回出たとするよね。

それを見て、「このコインは、表が出やすい」と、言い切れるかな?

言えないよね。

コインを何百回も投げて、それでも表が多いなら、はじめて「何かあるかも」と思えるんだ。

トレードの結果も、同じだよ。

サンプルが少ないときの考え方の流れ。数件の結果は偶然の可能性が大きい。件数を増やし、条件を固定して比べる

数件の結果では、運の良し悪しが、そのまま数字に出てしまうんだ。

「3回やって3回勝った」からといって、その手法が優れているとは、言えないんだよ。

逆に、「3回やって3回負けた」からといって、その手法がだめだとも、言えないんだ。

だから、決着した件数が少ないうちは、
「結論は出せない」と答えるのが、
いちばん正直だと思うよ。

僕自身も、検証トレードの決着はまだ少なくて、
成績について何かを断言できる段階では、ないんだ。

連敗が、どのくらいの確率で起きるのかは、
FX連敗確率の計算式で、
数式を使って解説しているよ。

「勝率40%でも、勝てる?」という疑問は、
FXは勝率40%でも勝てる?も、参考になるよ。

検証の進め方(ざっくり4ステップ)

自分で検証するときの流れを、書いておくね。

ステップ1:ルールを、先に紙に書く

「どの時間足で、どの型を対象にして、比率のズレはどこまで許して、損切りと利確をどこに置いて、どんなときに見送るのか」を、
検証を始める前に、書き出しておくよ。

ここが、いちばん大切だよ。

検証の途中でルールを変えると、「うまくいったルール」だけを、
あとから選んでしまうことになるんだ。

ステップ2:全部、記録する

条件に合う形が出たら、入った・入らないに関わらず、全部記録するよ。

うまくいきそうな形だけを記録すると、結果が、実際よりよく見えちゃうんだ。

ステップ3:件数がたまるまで、結論を出さない

数件のうちは、ルールを変えたくなる気持ちが、いっぱい出てくるよ(汗)。

でも、そこをぐっとこらえて、件数がたまるまで、同じルールで続けてみてね。

ステップ4:まとめて、振り返る

件数がある程度たまったら、まとめて集計するよ。

このとき、勝ち負けの回数だけでなく、
損切りと利確の幅(リスクとリワード)も、あわせて見てね。

勝つ回数が少なくても、1回あたりの利益が大きければ、
トータルでプラスになることもあるんだ。

このあたりの考え方は、ハーモニックパターンのリスクリワードで、
くわしく書いているよ。

記録に残す項目

具体的に、何を記録すればいいのか。

僕がおすすめする項目は、これだよ。

検証の記録に残す項目の表。日時と通貨と時間足、形と比率、損切りと利確、見送った理由

  • 日時、通貨ペア、時間足
  • どの型か、各点の比率と、理想からのズレ
  • PRZの範囲、入った位置
  • 損切りと利確の位置、結果
  • チャートのスクリーンショット
  • 見送った場合は、その理由

チャートの画像は、忘れずに残しておこう

記録のなかでも、チャートのスクリーンショットは、とても役に立つよ。

文字のメモだけだと、あとから見たときに、
「このとき、どんな形だったっけ?」と、
思い出せなくなっちゃうんだ。

下の画像は、僕の検証トレードで、
決済した時点のチャートを撮ったものだよ(ポンド円の4時間足)。

インジケーターのパネルに、型や比率、
PRZの範囲が出ていて、チャートには、
点を結ぶ線と、利確の目安が描かれているよね。

こんなふうに、形・比率・位置が、あとから確認できる画像を、
残しておくと、振り返りがぐっとしやすくなるんだ。

検証トレードの記録用に撮ったチャート画像。ポンド円の4時間足で、弱気のABCDのパターンと、パネルの比率の表示、利確の目安が写っている(口座情報は写していない)

画像を撮るときは、口座の情報や、ロットの数字が写らないように、気をつけてね。

チャートの部分だけを、保存するのがおすすめだよ。

記録シートは、シンプルでいい

「記録をつけましょう」と言われても、
凝ったシートを作ろうとして、続かなくなる人が多いんだ。

僕も、最初は欲張って、項目を増やしすぎて、途中でやめちゃったことがあるよ(汗)。

続けるコツは、1件を1〜2分で書けるくらいの、シンプルさにすることだよ。

たとえば、スマホのメモアプリや、
表計算ソフトに、1行1件で、次の列だけを作ってみてね。

  • 日付と通貨ペア・時間足
  • 型(ガートレー、バットなど)と、比率の精度(ほぼ合っている・少しズレ・大きくズレ)
  • 入った・見送った(見送った理由を、ひとこと)
  • 損切り幅と利確幅(pipsで)
  • 結果(利確・損切り・保有中)
  • ひとことメモ(気づいたこと)

最初は、この6つくらいで十分だよ。

慣れてきたら、必要なものだけを、少しずつ足せばいいんだ。

大事なのは、凝ったシートではなくて、続けて、全部書くことだよ。

検証の期間は、どのくらいがいい?

「どれくらいの期間、検証すればいいの?」という質問も、よくいただくよ。

ハーモニックは、日足や4時間足のような、長めの時間足で使うことが多いよね。

長い時間足は、形が出る回数が、少ないんだ。

だから、短い時間足よりも、件数がたまるまでに、時間がかかるよ。

目安として、「最低でも、数か月は続ける」くらいの気持ちで、取り組むのがいいと思うよ。

1週間や2週間で、結論を出すのは、早すぎるんだ。

それから、相場には、上がり続ける時期、
下がり続ける時期、行ったり来たりする時期があるよね。**

ひとつの局面だけで検証すると、その局面にだけ合う結果が出てしまう**ことがあるんだ。できれば、いろんな局面を含むように、期間を長めにとると、安心だよ。

見送りの記録が、大事な理由

「入らなかったものを、なぜ記録するの?」と、思うかもしれないね。

理由は、2つあるよ。

1. ルールが、正しく働いているかを、確認できるから:見送った形が、
そのあと反転したのか、しなかったのかを見ると、
見送りのルールが、厳しすぎないか、
ゆるすぎないかを、確かめられるんだ

2. 結果の偏りを、防げるから:入ったものだけを集計すると、
「自分が入りやすい形」だけの結果になってしまうんだよ

見送ったあとで、価格が反転していたとしても、それは「結果論」だよ。

ルールに沿って見送ったなら、そこは責めなくて、大丈夫なんだ。

結果を、ゆがめてしまうもの

検証には、気づかないうちに、結果をゆがめてしまう落とし穴があるよ。

いくつか紹介するね。

  • 後出し:形が完成したあとのチャートを見て、「ここで入れば勝てた」と選んでしまう。リアルタイムでは、その時点で形が見えていたとは、限らないよ
  • 描き直し:インジケーターが、過去の形を描き直していると、きれいな形ばかりに見えてしまうよ(リペイントとも呼ばれるよ)
  • 勝ったものだけを覚えている:人の記憶は、うまくいった場面を、強く覚えているものなんだ。だから、記録が必要なんだよ
  • コストを入れ忘れる:スプレッドなどを入れないと、実際より、よく見えるよ
  • ルールを途中で変える:うまくいかない期間のあとに、ルールを変えて、「うまくいく設定」を探してしまう

こういう落とし穴は、僕も、気づかないうちにはまりそうになるよ(汗)。

だから、「記録を全部残す」「ルールを先に決める」という、
地味なやり方が、いちばん確かなんだ。

バックテストと実戦のズレは、バックテストでは勝てるのにFX実戦で負ける5つの理由に、
くわしく書いているよ。

「期待値がプラスなのに、負ける」という話は、
FXは期待値プラスでも負ける?も、あわせてどうぞ。

実例の記録も、あるよ

僕の検証トレードでは、損切りになった場面も、記録を残しているよ。

ユーロ/ポンドの買いの記録は、ABCDパターンの解説に書いてあるよ。

ガートレーの記録は、ガートレーパターンの解説に書いてあるよ。

どちらも、1件の結果だけを見て、手法が良いとか悪いとかは、言えないんだ。

件数を増やして、記録を積み上げている途中だよ。

数字との付き合い方

数字を見るときの順番。条件を確認、リスクリワードとセットで見る、サンプルの数を見る、自分でも検証する

最後に、成績の数字と、どう付き合うかを、まとめるね。

1. まず、条件を確認する(期間、通貨、時間足、損切りと利確、コスト)

2. 次に、リスクリワードとセットで見る(勝つ回数だけでは、判断できないよ)

3. 件数が、十分にあるかを見る

4. 最後に、自分でも検証して、確かめる

他人の数字を、そのまま、自分の結果として期待するのは、やめておいたほうがいいよ。

あなたの環境、あなたのルール、あなたの気持ちで、結果は変わるんだ。

検証でよくある質問(Q&A)

Q. 検証は、何件くらい必要なの?

A. 「これだけあれば十分」という件数は、ないんだ。

ただ、数件では足りないのは、確かだよ。

件数が増えるほど、偶然の影響は小さくなるから、
できるだけ長く、同じルールで続けることを、おすすめするよ。

Q. 過去のチャートで検証するのと、リアルタイムで検証するのは、どっちがいいの?

A. どちらにも、良いところがあるよ。

過去チャートは、短い時間でたくさん確認できるけれど、後出しになりやすいんだ。

リアルタイムは、時間がかかるけれど、実際の判断に近いよ。

両方を組み合わせるのが、いいと思うな。

Q. 検証トレードで勝てたら、本番でも勝てる?

A. そうとは、限らないんだ。

注文が思った値段で通らなかったり、気持ちが揺れたりするのは、本番ならではだよ。

検証の結果は、あくまで参考としてね。

Q. 検証の結果が良かったら、すぐ本番で使っていい?

A. すぐには、おすすめしないよ。

検証の件数が少ないうちは、運の影響が大きいんだ。

まずは、損失の上限を小さく決めて、
少ない金額で、気持ちの動きも含めて、確かめてほしいな。

Q. 他の人の検証結果を、そのまま参考にしていい?

A. 参考にはなるけれど、条件が違うと、そのままは使えないよ。

相手の条件(期間・通貨・損切りと利確・コスト)を確認して、
自分でも少しずつ、確かめてみてね。

Q. 負けが続いたら、ルールを変えてもいい?

A. 件数が少ないうちは、変えないほうがいいよ。

変えるときは、いつ、何を、なぜ変えたのかを、しっかり記録に残してね。

変える前と後は、別々に集計するんだ。

検証のあとに、見直すこと

件数がたまって、まとめて見直すときは、「勝った・負けた」だけで終わらせないでね。

次の点も、あわせて見てみよう。

  • 型ごと(ガートレー、バットなど)に、結果を分けて見ると、どうなるか
  • 比率の精度(ほぼ合っている・少しズレ)ごとに、分けて見ると、どうなるか
  • 時間足や通貨ペアごとに、偏りはないか
  • 負けたときは、ルールどおりだったのか、ルールを破っていたのか

とくに最後の点が、大事だよ。

ルールどおりの負けは、検証の一部として、受け入れていいんだ。

ルールを破った負けは、ルールの問題ではなくて、
自分の行動の問題だから、分けて考えてね。

正直に言うね

  • この記事は、勝率の数字を示すものではないよ。ハーモニックが勝てるとも、勝てないとも、言い切れないんだ
  • 検証を丁寧にやっても、将来の結果は、保証されないよ
  • 僕自身の検証トレードも、まだ件数が少なくて、結論を出せる段階ではないんだ
  • FXは、元本を失うこともあるよ。ご自身の判断と責任で、無理のない範囲で取り組んでね

今日のおさらい

  • 成績の数字は、条件(期間・通貨・時間足・損切りと利確・コスト・数え方)がそろっていないと、比べられないよ
  • 数件の結果では、結論は出せない。サンプル数が大事だよ
  • 検証は、ルールを先に決めて、全部記録する。見送りも、記録するよ
  • 後出し、描き直し、記憶の偏り、コストの入れ忘れに、気をつける
  • 数字は、リスクリワードとセットで見て、最後は自分で確かめる

最後まで読んでくれて、ありがとう☆

みんなは、どんな記録のとり方をしているかな?

よかったら、コメントで教えてね。

※投資判断について
当ブログに掲載している相場分析やトレード手法は、管理人の個人的な見解です。内容の正確性や利益を保証するものではありません。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
  • この記事を書いた人
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