こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
今日は、ちょっと変わった名前の「5-0パターン」を取り上げるよ☆
「ファイブゼロ」と読むんだ。
数字とハイフンが並んでいて、なんだかゲームの技名みたいだよね。
この5-0は、ほかのパターンと比べて、考え方が少し独特なんだ。
ふつうは「Dがどこまで行くか」を見るんだけど、
5-0は「Bが、Xを越えて大きく伸びる」ところから始まるんだよ。
ここ、慣れるまでは頭がこんがらがりやすいんだよね(汗)。
形、比率、成立しない形、損切りの考え方まで、できるだけやさしく書いていくよ。
ハーモニックパターン全体の流れは、
ハーモニックパターンとはにまとめているよ。
まだの人は、先に読んでおくと、話が入りやすいと思うな。
5-0ってどんな形?
5-0も、X・A・B・C・Dの5つの点でつくるジグザグだよ。
でも、見た目の特徴がはっきりしているんだ。
ひと言でいうと、「Bが、Xを越えて下まで下がる」形なんだよ。
強気の場合、Xから上がってAまで行ったあと、
戻ってきたBが、スタート地点のXよりも下まで来てしまう。
そこから大きく反発してCまで戻り、最後にDまで押し戻される、という流れなんだ。

3つのポイント
- ① BがXを越える(Xよりも安くなる)
- ② Cが大きく戻る(ABの1.618〜2.24倍の勢いで、BからCへ上がる)
- ③ Dが、BCのちょうど半分あたり(0.5戻し)に来る
この3つが重なったところが、反転を期待する場所になるんだ。
強気と弱気
図は、価格が上がることを期待する「強気」の形で描いたよ。
上下をさかさまにすると、「弱気」の形になるんだ。
点の取り方は同じで、向きだけが反対だよ。
この記事の後半に出てくる実際のチャートは、弱気の形の例なんだ。
5-0の比率を見てみよう
数字がいくつか出てくるけど、暗記は不要だよ。
「目安はこのあたりなんだな」と眺めてもらえれば、それでOKなんだ。

B点は「XAの1.13〜1.618倍」
XからAまでの動きを、Xのさらに先へ(今回の場合は下へ)、
1.13〜1.618倍に伸ばした場所にBが来るのが目安だよ。
1.13倍ということは、Xを少し越えるところから、1.618倍まで、というわけだね。
BCは「ABの1.618〜2.24倍」
AからBへの動きに対して、BからCへの動きが、
1.618〜2.24倍の大きさになるのが目安だよ。
BからCは、かなり大きな反発になるんだ。
「勢いよく戻した」というイメージだね。
D点は「BCの0.5戻し」
いちばん大事なのがここ。
Dは、BCの動きのちょうど半分(0.5戻し)のあたりが目安だよ。
ほかのパターンでは、DをXAに対して測ることが多いけど、
5-0では、BCに対して測るんだ。
ここが、5-0の独特なところだね。
比率は資料によって違うことも
念のため言っておくね。
5-0の測り方は、資料によって違うことがあるよ。
ここで書いた数字は、一般的に使われる目安のひとつなんだ。
実際のチャートで、ぴったり一致することはまれだから、
近ければOKと考えるのが現実的だよ。
どうして「5-0」って名前なの?
名前の由来は、僕の手元の資料では、はっきり確認できていないんだ。
だから、ここでは、確かなことだけ書くね。
5-0は、ほかのパターンと比べて、
Dの測り方がBCに対する0.5戻し、
という点が大きな特徴なんだ。
名前から形は想像しにくいから、「Bが、Xを越える形」「Dは、BCの半分」と、
特徴で覚えるほうが分かりやすいと思うな。
ほかのパターンとの違い
ここまで見てきたバットパターンの解説や、
クラブパターンの解説では、
Dの位置を、XAに対する比率で決めていたよね。
5-0は、それとは少し違って、次のような特徴があるんだ。
| バットやクラブなど | 5-0 | |
|---|---|---|
| Bの位置 | XAの戻しの途中 | Xを越える(XAの1.13〜1.618倍) |
| Dの測り方 | XAに対する比率 | BCの0.5戻し |
| 形の印象 | Dが、Xの近くや外側に来る | Bが先に、Xを越えてしまう |
「Bの時点で、すでにXを越えている」というのが、
5-0を見分ける、いちばんのポイントだよ。
実際のチャートで見てみよう
説明だけだと分かりにくいから、実際の日足チャートに点を重ねたものも見てみてね。

これは、ユーロポンドの日足(検証環境で取得したデータ)に、
RatioFangが自動で見つけた点を重ねたものだよ。
弱気の形なので、図解とは上下が逆になっているんだ。
BがXよりも高い位置に来ていること、
Cで大きく下がったあと、Dまで戻ってきていることが、分かるかな。
ただし、この図は、「形の一例」として載せているだけだよ。
Dのあとに反転したかどうか、利益になったかどうかは、この記事では扱っていないんだ。
形が見つかることと、勝てることは、別の話だからね。
エントリー・損切り・利確の考え方(一例)
ここからは、5-0を実際に使うときの考え方だよ。
あくまで僕の一例だから、参考程度に読んでね。

エントリーは、Dで反応を見てから
Dのまわりに引く帯が、PRZ(反転予想ゾーン)だね。
どうやって決まるのかは、PRZの解説記事で詳しく書いているよ。
Dに価格が来たからといって、すぐに入るのはおすすめしないんだ。
ローソク足に、反転の気配(長いヒゲ、勢いの弱まりなど)が出たかを見てから、
判断するほうが落ち着けるよ。
損切りは、Dの外側に
損切りは、Dのさらに外側(強気なら下)に置く考え方が、よく使われるよ。
「BCの半分」という前提が崩れて、
さらに深く戻ってきたら、形が崩れたと考えて、
諦める位置にするんだね。
利確の目安
利確は、DからCへ向かう動きの途中や、Cの付近を候補にする人が多いよ。
もちろん、そこまで届かないことも、
突き抜けることもあるから、「必ず届く」とは考えないでね。
数字で考えてみよう(架空の例だよ)
ドル円を例にした、架空の数字で考えてみるね。
実際の価格じゃないよ。
強気の形で計算するよ。
- X:150.00円 → A:152.00円(XAは200pips)
- Bは、Aから見てXAの1.382倍まで下がったとして、Xよりも76pips下の149.24円あたり
- ABは276pipsになるね。Cは、ABの1.8倍の勢いで戻したとして、約497pips上がった154.21円あたり
- Dは、BCの0.5戻し。BCは497pipsだから、約249pips戻して、151.72円あたり
こうして並べると、BはXの150.00円よりも、ずっと下にいるよね。
ここが、5-0の特徴だよ。
そして、Dから損切りまでの幅が、どれくらいになるかで、ロットは変わるんだ。
損失を口座資金の1%前後におさえたいなら、幅が広いほど、ロットは小さくする。
損切りを先に決めて、ロットを逆算する、この順番は、どのパターンでも同じだよ。
5-0を探すときの手順(僕ならこうするよ)
探すときの順番を、5つのステップにしてみたよ。
人によってやり方は違うから、ひとつの例として見てね。
ステップ1:大きな流れを見る
日足や4時間足で、今の相場の向きを確認するよ。
5-0は、大きな動きになりやすいから、先に大きな流れを見ておくと安心なんだ。
ステップ2:ジグザグを5つの点に当てはめる
高値と安値を順番にたどって、5つの点に当てはまりそうなジグザグを探すよ。
このとき、Bが、Xを越えているかを、まず確認するんだ。
越えていなければ、5-0ではないんだよ。
ステップ3:Cの動きの大きさを確認する
BからCへの動きが、ABの1.618〜2.24倍に入るかを見るよ。
ここが、小さすぎたり、大きすぎたりしたら、形が違うかもしれないね。
ステップ4:Dの予想位置に印をつける
BCの半分の位置に、あらかじめ印をつけておくよ。
印の手前で入らないための目印になるし、
「ここまで来たら反応を見る」と、
気持ちの準備もできるんだ。
ステップ5:損切りを先に決めてから、反応を待つ
価格がDの近くまで来たら、先に損切りの位置を決めるよ。
そのうえで、ローソク足の動きを観察して、反応がなければ見送ってもOKなんだ。
成立する形と、成立しない形
5-0に見えても、条件から外れている形は、たくさんあるんだ。

成立しない例
- BがXを越えていない(これは、別のパターンかもしれない)
- Cの戻りが小さすぎる(BCがABの1.618倍に届かない)
- Dが、BCの0.5戻しから大きく外れている
迷ったら、無理に当てはめない
「5-0にしては、何か違う気がする…」と感じたら、
無理に当てはめず、見送るのが安全だよ。
許容範囲を少しずつ広げていくと、どんな形でも5-0に見えてしまうから、注意してね。
基準を緩めたくなったら、それ自体が警告サインだと思ってね。
ここは、はっきり言うね
いいことも書いてきたけど、ここは、はっきり言っておくね。
- 5-0が出たからといって、利益が約束されるわけではないよ。Dを越えて、そのまま進んでいくことも、よくあるんだ。
- 5-0で実際に売買した成績の検証は、まだできていないんだ。だから、「勝率が高い」といった言い方は、できないよ。
- 5-0の測り方は、本や資料によって差があるよ。ここで紹介した値は、数ある中のひとつの目安なんだ。
- Cへの動きが大きい形だから、損切りまでの幅も、広くなりやすいよ。リスクの管理が大切なんだ。
ハーモニックパターンは、未来を当てる公式ではなくて、
「このあたりで反転するかも」という場所の候補を見つける道具だと思っているよ。
大きな流れや直前の高値・安値、ローソク足の反応といった別の材料も見て、
損切りだけは先に決めておく。
ここだけは、必ず守ってね。
初心者がやりがちなミス
つまずきやすいポイントを、まとめておくね(汗)
- BがXを越えていないのに、「5-0だ!」と呼んでしまう
- Dの測り方を、XAに対して測ってしまう(5-0は、BCに対して測るよ)
- Dに来た瞬間に、反応を待たずに入ってしまう
- 損切りを置かずに、「半分まで戻ったから、もう反転するはず」と待つ
- 比率が合っていないのに、「まあ近いからいいか」と自分を納得させる
よくある質問(Q&A)
Q. 5-0は、ほかのパターンより勝ちやすいの?
A. 「勝ちやすい」とは言えないよ。
どのパターンも、売買成績を検証できていない状態だし、
形が出ても反転しないことは、どれにもあるんだ。
Q. Dを、XAに対して測るのは間違い?
A. 5-0の目安では、BCに対して測ることが多いよ。
ただ、資料によって測り方が違うこともあるから、
使う資料や道具の基準を、先に確認しておくといいと思うな。
Q. ABCDパターンとは、どう違うの?
A. ABCDパターンは、4つの点でつくる、もっとシンプルな形だよ。
くわしくは、ABCDパターンの解説に書いているよ。
Q. 何時間足で見るのがいい?
A. 慣れるまでは、日足か4時間足がおすすめだよ。
短い時間足は、形の数が増えるぶん、だまし(予想と逆に動くこと)も増えるんだ。
Q. 少額資金でも使える?
A. 損切りまでの幅しだいだよ。
幅が広いと、損失を1%前後におさえるロットが、
最小ロットを下回ってしまうこともあるんだ。
そのときは、見送るのも立派な判断だと思うな。
探すのが大変なときの、ひとつの方法
5-0は、BがXを越えるかなど、
いくつかの条件を同時に確認するから、
目で追って探すのは大変なんだ。
そこで僕は、比率の確認を手伝ってくれる自作のインジケーターRatioFangを使っているよ。
形の候補を見つけて、PRZ(反転しやすいと考えるゾーン)を表示してくれるんだ。
判断するのは自分だから、「探す手間を減らす道具」くらいの気持ちで見てね。
まとめ
今日は、5-0パターンを解説したよ。
ポイントをおさらいするね。
- X・A・B・C・Dの5点でつくる形で、BがXを越えるのが最大の特徴
- BはXAの1.13〜1.618倍、BCはABの1.618〜2.24倍が目安(資料によって違いがある)
- Dは、XAではなく、BCの0.5戻しで測る
- Dの外側に損切りを置き、ロットは損切りから逆算する
- 形が出ても、反転するとは限らない。利益は保証されないよ
分からない言葉が出てきたら、ハーモニックパターンの用語集で調べてみてね。
シリーズ全体のまとめは、親記事のハーモニックパターンとはにあるよ。
トレードにはリスクがつきものだから、無理はしないでね。
自分のペースで、少しずつ慣れていこう。
ここまで読んでくれて、ありがとう☆
君は、「Bがスタートを越えているか」を、
チャートで確かめられそうかな?次の記事でも、
一緒にゆっくり整理していこうね♪