ハーモニックパターン

5-0パターンの解説|Bが大きく伸びる形と、Dの0.5戻し

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鼻ツっぺ

少額資金(数万円〜)からのFXスイングトレードを中心に研究・実践しています。

主にブレイクアウト手法における「ダマシ回避」「環境認識」「資金管理」をテーマに検証を継続。
実戦で再現性のあるトレード設計を公開しています。

MT4・MT5インジケーターおよびEA開発も行い、ロット計算・資金設計ツールなど実務に直結する開発・運用を実施。
「当てるトレード」ではなく「崩れない設計」を重視した少額資金トレード戦略を発信しています。

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こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪

今日は、ちょっと変わった名前の「5-0パターン」を取り上げるよ☆

「ファイブゼロ」と読むんだ。

数字とハイフンが並んでいて、なんだかゲームの技名みたいだよね。

この5-0は、ほかのパターンと比べて、考え方が少し独特なんだ。

ふつうは「Dがどこまで行くか」を見るんだけど、
5-0は「Bが、Xを越えて大きく伸びる」ところから始まるんだよ。

ここ、慣れるまでは頭がこんがらがりやすいんだよね(汗)。

形、比率、成立しない形、損切りの考え方まで、できるだけやさしく書いていくよ。

ハーモニックパターン全体の流れは、
ハーモニックパターンとはにまとめているよ。

まだの人は、先に読んでおくと、話が入りやすいと思うな。

5-0ってどんな形?

5-0も、X・A・B・C・Dの5つの点でつくるジグザグだよ。

でも、見た目の特徴がはっきりしているんだ。

ひと言でいうと、「Bが、Xを越えて下まで下がる」形なんだよ。

強気の場合、Xから上がってAまで行ったあと、
戻ってきたBが、スタート地点のXよりも下まで来てしまう。

そこから大きく反発してCまで戻り、最後にDまで押し戻される、という流れなんだ。

5-0パターンのイメージ図。BがXを越えて下がり、Cで大きく戻したあと、DはBCの半分まで戻る

3つのポイント

  • ① BがXを越える(Xよりも安くなる)
  • ② Cが大きく戻る(ABの1.618〜2.24倍の勢いで、BからCへ上がる)
  • ③ Dが、BCのちょうど半分あたり(0.5戻し)に来る

この3つが重なったところが、反転を期待する場所になるんだ。

強気と弱気

図は、価格が上がることを期待する「強気」の形で描いたよ。

上下をさかさまにすると、「弱気」の形になるんだ。

点の取り方は同じで、向きだけが反対だよ。

この記事の後半に出てくる実際のチャートは、弱気の形の例なんだ。

5-0の比率を見てみよう

数字がいくつか出てくるけど、暗記は不要だよ。

「目安はこのあたりなんだな」と眺めてもらえれば、それでOKなんだ。

5-0の比率の目安をまとめた表。BはXAの1.13〜1.618倍、BCはABの1.618〜2.24倍、DはBCの0.5戻し

B点は「XAの1.13〜1.618倍」

XからAまでの動きを、Xのさらに先へ(今回の場合は下へ)、
1.13〜1.618倍に伸ばした場所にBが来るのが目安だよ。

1.13倍ということは、Xを少し越えるところから、1.618倍まで、というわけだね。

BCは「ABの1.618〜2.24倍」

AからBへの動きに対して、BからCへの動きが、
1.618〜2.24倍の大きさになるのが目安だよ。

BからCは、かなり大きな反発になるんだ。

「勢いよく戻した」というイメージだね。

D点は「BCの0.5戻し」

いちばん大事なのがここ。

Dは、BCの動きのちょうど半分(0.5戻し)のあたりが目安だよ。

ほかのパターンでは、DをXAに対して測ることが多いけど、
5-0では、BCに対して測るんだ。

ここが、5-0の独特なところだね。

比率は資料によって違うことも

念のため言っておくね。

5-0の測り方は、資料によって違うことがあるよ。

ここで書いた数字は、一般的に使われる目安のひとつなんだ。

実際のチャートで、ぴったり一致することはまれだから、
近ければOKと考えるのが現実的だよ。

どうして「5-0」って名前なの?

名前の由来は、僕の手元の資料では、はっきり確認できていないんだ。

だから、ここでは、確かなことだけ書くね。

5-0は、ほかのパターンと比べて、
Dの測り方がBCに対する0.5戻し、
という点が大きな特徴なんだ。

名前から形は想像しにくいから、「Bが、Xを越える形」「Dは、BCの半分」と、
特徴で覚えるほうが分かりやすいと思うな。

ほかのパターンとの違い

ここまで見てきたバットパターンの解説や、
クラブパターンの解説では、
Dの位置を、XAに対する比率で決めていたよね。

5-0は、それとは少し違って、次のような特徴があるんだ。

バットやクラブなど 5-0
Bの位置 XAの戻しの途中 Xを越える(XAの1.13〜1.618倍)
Dの測り方 XAに対する比率 BCの0.5戻し
形の印象 Dが、Xの近くや外側に来る Bが先に、Xを越えてしまう

「Bの時点で、すでにXを越えている」というのが、
5-0を見分ける、いちばんのポイントだよ。

実際のチャートで見てみよう

説明だけだと分かりにくいから、実際の日足チャートに点を重ねたものも見てみてね。

ユーロポンドの日足チャートに5-0パターン(弱気)の点X・A・B・C・Dを重ねた図(検証環境の相場データ)

これは、ユーロポンドの日足(検証環境で取得したデータ)に、
RatioFangが自動で見つけた点を重ねたものだよ。

弱気の形なので、図解とは上下が逆になっているんだ。

BがXよりも高い位置に来ていること、
Cで大きく下がったあと、Dまで戻ってきていることが、分かるかな。

ただし、この図は、「形の一例」として載せているだけだよ。

Dのあとに反転したかどうか、利益になったかどうかは、この記事では扱っていないんだ。

形が見つかることと、勝てることは、別の話だからね。

エントリー・損切り・利確の考え方(一例)

ここからは、5-0を実際に使うときの考え方だよ。

あくまで僕の一例だから、参考程度に読んでね。

エントリー・損切り・利確の考え方の一例を示した図。Dの外側に損切りを置く

エントリーは、Dで反応を見てから

Dのまわりに引く帯が、PRZ(反転予想ゾーン)だね。

どうやって決まるのかは、PRZの解説記事で詳しく書いているよ。

Dに価格が来たからといって、すぐに入るのはおすすめしないんだ。

ローソク足に、反転の気配(長いヒゲ、勢いの弱まりなど)が出たかを見てから、
判断するほうが落ち着けるよ。

損切りは、Dの外側に

損切りは、Dのさらに外側(強気なら下)に置く考え方が、よく使われるよ。

「BCの半分」という前提が崩れて、
さらに深く戻ってきたら、形が崩れたと考えて、
諦める位置にするんだね。

利確の目安

利確は、DからCへ向かう動きの途中や、Cの付近を候補にする人が多いよ。

もちろん、そこまで届かないことも、
突き抜けることもあるから、「必ず届く」とは考えないでね。

数字で考えてみよう(架空の例だよ)

ドル円を例にした、架空の数字で考えてみるね。

実際の価格じゃないよ。

強気の形で計算するよ。

  • X:150.00円 → A:152.00円(XAは200pips)
  • Bは、Aから見てXAの1.382倍まで下がったとして、Xよりも76pips下の149.24円あたり
  • ABは276pipsになるね。Cは、ABの1.8倍の勢いで戻したとして、約497pips上がった154.21円あたり
  • Dは、BCの0.5戻し。BCは497pipsだから、約249pips戻して、151.72円あたり

こうして並べると、BはXの150.00円よりも、ずっと下にいるよね。

ここが、5-0の特徴だよ。

そして、Dから損切りまでの幅が、どれくらいになるかで、ロットは変わるんだ。

損失を口座資金の1%前後におさえたいなら、幅が広いほど、ロットは小さくする。

損切りを先に決めて、ロットを逆算する、この順番は、どのパターンでも同じだよ。

5-0を探すときの手順(僕ならこうするよ)

探すときの順番を、5つのステップにしてみたよ。

人によってやり方は違うから、ひとつの例として見てね。

ステップ1:大きな流れを見る

日足や4時間足で、今の相場の向きを確認するよ。

5-0は、大きな動きになりやすいから、先に大きな流れを見ておくと安心なんだ。

ステップ2:ジグザグを5つの点に当てはめる

高値と安値を順番にたどって、5つの点に当てはまりそうなジグザグを探すよ。

このとき、Bが、Xを越えているかを、まず確認するんだ。

越えていなければ、5-0ではないんだよ。

ステップ3:Cの動きの大きさを確認する

BからCへの動きが、ABの1.618〜2.24倍に入るかを見るよ。

ここが、小さすぎたり、大きすぎたりしたら、形が違うかもしれないね。

ステップ4:Dの予想位置に印をつける

BCの半分の位置に、あらかじめ印をつけておくよ。

印の手前で入らないための目印になるし、
「ここまで来たら反応を見る」と、
気持ちの準備もできるんだ。

ステップ5:損切りを先に決めてから、反応を待つ

価格がDの近くまで来たら、先に損切りの位置を決めるよ。

そのうえで、ローソク足の動きを観察して、反応がなければ見送ってもOKなんだ。

成立する形と、成立しない形

5-0に見えても、条件から外れている形は、たくさんあるんだ。

5-0が成立する形と、成立しない形の比較図

成立しない例

  • BがXを越えていない(これは、別のパターンかもしれない)
  • Cの戻りが小さすぎる(BCがABの1.618倍に届かない)
  • Dが、BCの0.5戻しから大きく外れている

迷ったら、無理に当てはめない

「5-0にしては、何か違う気がする…」と感じたら、
無理に当てはめず、見送るのが安全だよ。

許容範囲を少しずつ広げていくと、どんな形でも5-0に見えてしまうから、注意してね。

基準を緩めたくなったら、それ自体が警告サインだと思ってね。

ここは、はっきり言うね

いいことも書いてきたけど、ここは、はっきり言っておくね。

  • 5-0が出たからといって、利益が約束されるわけではないよ。Dを越えて、そのまま進んでいくことも、よくあるんだ。
  • 5-0で実際に売買した成績の検証は、まだできていないんだ。だから、「勝率が高い」といった言い方は、できないよ。
  • 5-0の測り方は、本や資料によって差があるよ。ここで紹介した値は、数ある中のひとつの目安なんだ。
  • Cへの動きが大きい形だから、損切りまでの幅も、広くなりやすいよ。リスクの管理が大切なんだ。

ハーモニックパターンは、未来を当てる公式ではなくて、
「このあたりで反転するかも」という場所の候補を見つける道具だと思っているよ。

大きな流れや直前の高値・安値、ローソク足の反応といった別の材料も見て、
損切りだけは先に決めておく。

ここだけは、必ず守ってね。

初心者がやりがちなミス

つまずきやすいポイントを、まとめておくね(汗)

  • BがXを越えていないのに、「5-0だ!」と呼んでしまう
  • Dの測り方を、XAに対して測ってしまう(5-0は、BCに対して測るよ)
  • Dに来た瞬間に、反応を待たずに入ってしまう
  • 損切りを置かずに、「半分まで戻ったから、もう反転するはず」と待つ
  • 比率が合っていないのに、「まあ近いからいいか」と自分を納得させる

よくある質問(Q&A)

Q. 5-0は、ほかのパターンより勝ちやすいの?

A. 「勝ちやすい」とは言えないよ。

どのパターンも、売買成績を検証できていない状態だし、
形が出ても反転しないことは、どれにもあるんだ。

Q. Dを、XAに対して測るのは間違い?

A. 5-0の目安では、BCに対して測ることが多いよ。

ただ、資料によって測り方が違うこともあるから、
使う資料や道具の基準を、先に確認しておくといいと思うな。

Q. ABCDパターンとは、どう違うの?

A. ABCDパターンは、4つの点でつくる、もっとシンプルな形だよ。

くわしくは、ABCDパターンの解説に書いているよ。

Q. 何時間足で見るのがいい?

A. 慣れるまでは、日足か4時間足がおすすめだよ。

短い時間足は、形の数が増えるぶん、だまし(予想と逆に動くこと)も増えるんだ。

Q. 少額資金でも使える?

A. 損切りまでの幅しだいだよ。

幅が広いと、損失を1%前後におさえるロットが、
最小ロットを下回ってしまうこともあるんだ。

そのときは、見送るのも立派な判断だと思うな。

探すのが大変なときの、ひとつの方法

5-0は、BがXを越えるかなど、
いくつかの条件を同時に確認するから、
目で追って探すのは大変なんだ。

そこで僕は、比率の確認を手伝ってくれる自作のインジケーターRatioFangを使っているよ。

形の候補を見つけて、PRZ(反転しやすいと考えるゾーン)を表示してくれるんだ。

判断するのは自分だから、「探す手間を減らす道具」くらいの気持ちで見てね。

まとめ

今日は、5-0パターンを解説したよ。

ポイントをおさらいするね。

  • X・A・B・C・Dの5点でつくる形で、BがXを越えるのが最大の特徴
  • BはXAの1.13〜1.618倍、BCはABの1.618〜2.24倍が目安(資料によって違いがある)
  • Dは、XAではなく、BCの0.5戻しで測る
  • Dの外側に損切りを置き、ロットは損切りから逆算する
  • 形が出ても、反転するとは限らない。利益は保証されないよ

分からない言葉が出てきたら、ハーモニックパターンの用語集で調べてみてね。

シリーズ全体のまとめは、親記事のハーモニックパターンとはにあるよ。

トレードにはリスクがつきものだから、無理はしないでね。

自分のペースで、少しずつ慣れていこう。

ここまで読んでくれて、ありがとう☆

君は、「Bがスタートを越えているか」を、
チャートで確かめられそうかな?次の記事でも、
一緒にゆっくり整理していこうね♪

※投資判断について
当ブログに掲載している相場分析やトレード手法は、管理人の個人的な見解です。内容の正確性や利益を保証するものではありません。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
  • この記事を書いた人
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