ハーモニックパターン 資金管理

ロット計算のやり方|ハーモニックで入る前に少額資金で決める手順

アニメ風にデフォルメされた少額資金fxスタイル鼻ツっぺが、片方の鼻にティッシュを詰めたコミカルな表情のイラスト

鼻ツっぺ

少額資金(数万円〜)からのFXスイングトレードを中心に研究・実践しています。

主にブレイクアウト手法における「ダマシ回避」「環境認識」「資金管理」をテーマに検証を継続。
実戦で再現性のあるトレード設計を公開しています。

MT4・MT5インジケーターおよびEA開発も行い、ロット計算・資金設計ツールなど実務に直結する開発・運用を実施。
「当てるトレード」ではなく「崩れない設計」を重視した少額資金トレード戦略を発信しています。

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・FXブレイクアウト手法研究・検証
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少額資金fxスタイル

こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪

「ロットって、結局、どうやって決めればいいの?」って、悩んだこと、ないかな。

僕も最初のころは、「なんとなく0.1ロットで…」と、感覚で決めていたよ(汗)。

でもね、ロットを感覚で決めると、
1回の負けの大きさが、毎回バラバラになってしまうんだ。

これは、少額資金で続けたい人ほど、避けたいことなんだよね。

今日は、ハーモニックパターンで入るときの、
ロットの決め方を、計算式と架空の例で、
順番に書いていくね☆

先に、ひとことでまとめるよ。

ロットは、「1回に失ってよい額」を先に決めて、
「損切りまでの幅」から逆算して決める、
という考え方が基本なんだ。

ハーモニックパターンの全体像は、
ハーモニックパターンとはにまとめているよ。

まだの人は、先に読んでもらうと、話がつながりやすいと思うな。

ロット計算の4ステップ

まず、全体の流れを見てみよう。

ハーモニックパターンのロット計算4ステップの図。許容損失、損切り幅、1pipsの価値からロットを割り出す
図:ハーモニックパターンのロット計算4ステップの図

1. 許容損失を決める:1回の負けで、失ってもよい額(資金の1%など)

2. 損切り幅を測る:エントリーから損切りまでの距離(pips)

3. 1pipsあたりの価値を知る:通貨ペアとロットで変わる

4. ロットを割り出す:許容損失 ÷(損切り幅 × 1pipsの価値)

損切りの位置の決め方は、ハーモニックパターンの損切りの位置に書いたから、
今日は、その幅が決まったあとの話だよ。

計算式を、ていねいに見てみよう

式にすると、こうなるよ。

ロット(通貨数)= 許容損失 ÷(損切り幅(pips)× 1通貨あたり1pipsの価値)

ちょっと難しく見えるけど、順番に、意味を見ていこうね。

① 許容損失

「1回の負けで、失ってもよい額」だよ。

よく紹介されるのは、資金の1〜2%くらいという考え方なんだ。

たとえば、資金が10万円なら、1%は1,000円。

連敗しても、資金が一気に減らないようにするための、ブレーキなんだね。

何%が正しいか、という決まりは、ないよ。**

連敗しても、続けられる額**に、自分で決めてね。

② 損切り幅

エントリー価格から、損切り価格までの距離を、pipsで測るよ。

円が入っている通貨ペア(USDJPYなど)は、0.01円が1pips。

それ以外(EURUSDなど)は、0.0001が1pipsになるのが一般的だよ。

③ 1pipsあたりの価値

円が入っている通貨ペアは、わかりやすいよ。**

1万通貨で、1pipsが約100円**(1通貨あたり0.01円)だね。

円が入っていない通貨ペアは、決済通貨(ドルなど)の価値を、
円に換算して考える必要があるんだ。

ここは、使っている口座の、ロット計算の機能や、チャート上の表示で、
確認するのが安全だよ。

架空の数字で、計算してみよう

実際の相場ではなくて、考え方を見るための、架空の数字だよ。

円が入っている通貨ペアで、1万通貨あたり、
1pipsが100円の場合で、計算してみるね。

少額資金のロット計算例の表(架空の数字)。資金10万円・30万円で、許容損失1%と損切り幅からロット目安を出す
図:少額資金のロット計算例の表(架空の数字)
  • 資金10万円、許容損失1%(1,000円)、損切り幅20pips
  • 1万通貨あたりの損失は、20pips × 100円 = 2,000円
  • ロット = 1,000円 ÷ 2,000円 = 0.5万通貨(5,000通貨)
  • 資金10万円、許容損失1%(1,000円)、損切り幅50pips
  • 1万通貨あたりの損失は、50pips × 100円 = 5,000円
  • ロット = 1,000円 ÷ 5,000円 = 0.2万通貨(2,000通貨)
  • 資金30万円、許容損失1%(3,000円)、損切り幅50pips
  • ロット = 3,000円 ÷ 5,000円 = 0.6万通貨
  • 資金30万円、許容損失1%(3,000円)、損切り幅100pips
  • 1万通貨あたりの損失は、10,000円。ロット = 3,000円 ÷ 10,000円 = 0.3万通貨

ここで、気づくことがあるよ。**

損切り幅が2倍になると、ロットは半分になる**んだ。同じ許容損失を守るなら、そうなるんだよね。

少額資金で、特に気をつけたいこと

少ない資金で始めるときは、ここを意識してほしいんだ。

少額資金で気をつけることの図。1回の損失を小さく、持つ数を絞り、証拠金に余裕を残す
図:少額資金で気をつけることの図

最小ロットでも、損切りが広いと、許容損失を超える

ブローカーによって、取引できる最小ロットが決まっているよ。

もし、計算で出たロットが、最小ロットより小さいときは、どうなるかな?

たとえば、計算上は「0.15万通貨」でも、
最小が「0.1万通貨」「1万通貨」だとしたら、
最小ロットで入ると、許容損失を超えてしまうことがあるんだ。

そういうときは、次のような対応が考えられるよ。

  • 見送る:損切り幅が広すぎる形は、今回は入らない
  • 許容損失を、少しだけ上げる:ただし、連敗のリスクが上がることを理解したうえで
  • 別の通貨ペアや型を探す:損切り幅が狭い形を、待つ

クラブのように、損切りまでが遠くなりやすい型は、
少額資金だと特に、ロットが厳しくなるよ。

型ごとの特徴は、クラブの解説で見てね。

実際のチャートで、ロットを計算してみよう

検証トレードで使っていた、MT5の画面で、実際にロットを計算してみるね。

NZDCHFの4時間足で、サイファーの形が出た場面だよ。

NZDCHF4時間足のサイファーの実例(MT5の検証トレード画面)。エントリーと損切りの間は26.8pips
図:NZDCHF4時間足のサイファーの実例(MT5の検証トレード画面)

パネルには、「リスク 26.8pips(エントリーと損切りの間)」と表示されているよ。

ここでは、わかりやすく、資金を10万円と仮定して(実際の口座の数字ではないよ)、考えてみるね。

  • 許容損失は、資金の1%で、1,000円
  • 損切り幅は、26.8pips
  • NZDCHFは、円が入らない通貨ペアだから、1pipsの価値は、そのときのレートで円に換算して、口座の表示で確認する必要がある

仮に、1万通貨で1pipsが約100円とすると、
26.8pips × 100円 = 2,680円。

1,000円 ÷ 2,680円 = 約0.37万通貨だから、
切り捨てて、0.3万通貨になるよ。

このように、損切り幅が決まれば、ロットは計算で出せるんだ。

この画面は、説明のための一例で、結果の良し悪しを示すものではないよ。

同時に持つ数を、絞る

1回あたりの許容損失が1%でも、
同時に5つ持てば、合計で5%のリスクになるよね。

しかも、同じ通貨を含むペア(たとえば、EURUSDとEURGBP)は、
同じ方向に動くことがあるんだ。

だから、僕は、同時に持つ数と、合計のリスクの上限も、
先に決めておくといいと思うよ。

証拠金に、余裕を残す

ロットを大きくすると、必要な証拠金も増えるよ。

証拠金が足りなくなると、強制ロスカットになることがあるんだ。

必要証拠金や、ロスカットのルールは、
ブローカーによって違うから、
必ず、自分の口座の規約を、確認してね。

計算で出たロットが、許容損失の面では問題なくても、
証拠金の面で苦しくなることもあるよ。

余裕をもって、考えようね。

ハーモニックで入るときの、実際の流れ(架空の例)

ここまでの話を、ハーモニックパターンで入るときの、実際の流れに当てはめてみるね。

数字は、すべて架空だよ。

1. 形を見つける:バットの形が出て、Dのゾーンに近づいてきた

2. 損切りの位置を決める:形が崩れる点の外側に、損切りを置く。

エントリーから、損切りまで30pipsだった

3. 許容損失を確認する:資金が10万円なら、1%は1,000円

4. ロットを割り出す:1万通貨あたり、
30pips × 100円 = 3,000円。

1,000円 ÷ 3,000円 = 約0.33万通貨。**

切り捨てて、0.3万通貨**にする

5. 証拠金と、同時に持つ数を確認する:余裕があるか、
合計のリスクは上限以内か

6. それでも入るか、見送るか、最後に判断する

大事なのは、3と4を、入る前に終わらせておくことだよ。

入ってから「ロットが大きすぎた」と気づいても、遅いからね。

ハーモニックパターンは、Dのゾーンで待ち伏せることが多いから、
ゾーンに来る前に、ここまでの計算を、
済ませておけるんだ。

これは、ハーモニックの良いところのひとつだと思うよ。

ただし、形が崩れて、そのまま下がることも、
ふつうにあるから、計算どおりに損切りを守ることが、前提だよ。

ロットの早見表を、先に作っておくと楽

毎回、計算するのが大変なら、自分用の早見表を、先に作っておく方法があるよ。

  • 縦に:損切り幅(10pips、20pips、30pips、50pips、100pips…)
  • 横に:資金(自分の今の資金)
  • 中身に:許容損失1%のときの、ロットの目安

こうしておくと、損切り幅が決まったときに、表を見るだけで、ロットの目安がわかるよ。

資金が増減したら、表を作り直すだけでいいんだ。

通貨ペアが変わると、1pipsの価値が変わるから、
円が入るペア用と、入らないペア用で、表を分けると安心だよ。

ロットを、記録に残そう

ロットは、決めて終わりではなくて、記録に残すことも大切だよ。

  • 入った日時、通貨ペア、時間足
  • 損切り幅(pips)、ロット
  • 許容損失(%)と、実際の結果

記録があると、あとで、「損切り幅の広い形で入ったときの結果」と「狭い形で入ったときの結果」を、比べられるんだ。

検証のやり方は、ハーモニックパターンの検証のしかたに、書いているよ。

結果が悪かったときは、「ロットが大きすぎなかったか」も、見直してみてね。

ロットが合っていれば、1回の負けは、想定の範囲に収まっているはずなんだ。

それが収まっていないなら、ロットのルールを、見直すサインだと思うよ。

損切りが近いほど、有利とは限らない

最後に、よくある誤解を、ひとつ書くね。

「損切りが近いほど、ロットを大きくできるから、得だ」と考える人が、いるんだ。

たしかに、計算上は、そうなるよ。

でも、損切りを近すぎる位置に置くと、
ゾーンの中の揺れで、すぐに切られてしまうことがあるんだ。

切られる回数が増えれば、スプレッドのコストも、積み重なっていくよ。

だから、「ロットを大きくするために、損切りを近くする」のは、順番が逆なんだ。

形に合った位置に、まず損切りを置いて、そこからロットを決める。

この順番を、守ってね。

ロット計算で、よくある間違い

ここは、良いことばかりじゃなくて、注意してほしい点だよ。

ロット計算で間違えやすいポイントの表。損切り幅の無視、通貨ペアの違い、取り返しのロット増、証拠金ぎりぎり
図:ロット計算で間違えやすいポイントの表
  • 損切り幅を無視して、いつも同じロット:幅が広い形で、1回の負けが大きくなる
  • 通貨ペアによる、1pipsの価値の違いを忘れる:円が入らないペアで、計算がずれる
  • 負けたあとに、取り返そうとロットを増やす:損失が膨らむ、いちばん多いパターン
  • スプレッドを考えない:損切りに触れる位置が、少し早まる
  • 証拠金ぎりぎりで入る:少しの逆行で、ロスカットになる

僕も、最初のころは、「取り返したい」気持ちが出て、
ロットを上げたくなったことがあるよ(汗)。

でも、そういうときこそ、ルールを固定するのが、大事なんだと思うんだ。

計算が面倒なときは、道具に手伝ってもらう方法もあるよ

毎回、手で計算するのは、ちょっと大変だよね。

特に、チャート上で線を引きながら、
「いくらだっけ?」と計算していると、
タイミングを逃すこともあるんだ。

そんなときのために、僕は、線を引くと、ロットを自動で計算してくれるパネルを使うことがあるよ。

RatioFangEAの紹介で、
使い方を書いているよ。

ただ、ツールは、あくまで計算のお手伝いだよ。

出てきた数字が、自分の許容損失や、
口座の条件に合っているかは、必ず、
ご自身で確認してね。

利益を保証するものでもないよ。

よくある質問

Q. 許容損失は、資金の何%がいいですか?

A. 決まった数字は、ありません。

1〜2%くらいを目安にする人が多いですが、
連敗しても続けられる額かどうかを、
自分で判断してください。

最初は小さめにして、記録を貯めてから見直すのがおすすめです。

Q. 資金が少なくて、最小ロットでも許容損失を超えてしまいます。

A. その形は見送る、という選択があります。

損切り幅が狭い形を待つ、通貨ペアを変える、といった方法もあります。

無理にロットを保つと、1回の負けが大きくなります。

Q. 勝ったときは、ロットを増やしてもいいですか?

A. 資金が増えたぶん、許容損失の額が増えるのは自然です。

ただ、気分で急に増やすのではなく、
「資金の○%」というルールの中で、
自動的に調整するほうが安全です。

Q. 計算したロットが、途中の端数になります。

A. 切り捨てて、少し小さめにするのが、一般的な考え方です。

切り上げると、許容損失を超えてしまいます。

まとめ

今日のポイントを、まとめるよ。

  • ロットは、許容損失 ÷(損切り幅 × 1pipsの価値)で、逆算する
  • 損切り幅が広いほど、ロットは小さくなる
  • 少額資金では、最小ロットと証拠金に、特に注意する
  • 同時に持つ数と、合計のリスクの上限も、先に決める
  • 取り返そうとして、ロットを増やさない

ロット計算は、地味だけど、長く続けるための、いちばん大事な土台だと思うんだ。

僕も、ずっと勉強中だよ☆

次回は、ハーモニックパターンを、どの時間足で見るか、という話を書くね。

楽しみにしていてね♪

数字はすべて、説明用の架空の例です。

実際の成績ではありません。

利益を保証するものではなく、損失が出ることもあります。

投資は、ご自身の判断で、リスクを理解したうえで行ってください。

※投資判断について
当ブログに掲載している相場分析やトレード手法は、管理人の個人的な見解です。内容の正確性や利益を保証するものではありません。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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