こんぬつゎ!鼻ツっぺです♪
「ロットって、結局、どうやって決めればいいの?」って、悩んだこと、ないかな。
僕も最初のころは、「なんとなく0.1ロットで…」と、感覚で決めていたよ(汗)。
でもね、ロットを感覚で決めると、
1回の負けの大きさが、毎回バラバラになってしまうんだ。
これは、少額資金で続けたい人ほど、避けたいことなんだよね。
今日は、ハーモニックパターンで入るときの、
ロットの決め方を、計算式と架空の例で、
順番に書いていくね☆
先に、ひとことでまとめるよ。
ロットは、「1回に失ってよい額」を先に決めて、
「損切りまでの幅」から逆算して決める、
という考え方が基本なんだ。
ハーモニックパターンの全体像は、
ハーモニックパターンとはにまとめているよ。
まだの人は、先に読んでもらうと、話がつながりやすいと思うな。
ロット計算の4ステップ
まず、全体の流れを見てみよう。

1. 許容損失を決める:1回の負けで、失ってもよい額(資金の1%など)
2. 損切り幅を測る:エントリーから損切りまでの距離(pips)
3. 1pipsあたりの価値を知る:通貨ペアとロットで変わる
4. ロットを割り出す:許容損失 ÷(損切り幅 × 1pipsの価値)
損切りの位置の決め方は、ハーモニックパターンの損切りの位置に書いたから、
今日は、その幅が決まったあとの話だよ。
計算式を、ていねいに見てみよう
式にすると、こうなるよ。
ロット(通貨数)= 許容損失 ÷(損切り幅(pips)× 1通貨あたり1pipsの価値)
ちょっと難しく見えるけど、順番に、意味を見ていこうね。
① 許容損失
「1回の負けで、失ってもよい額」だよ。
よく紹介されるのは、資金の1〜2%くらいという考え方なんだ。
たとえば、資金が10万円なら、1%は1,000円。
連敗しても、資金が一気に減らないようにするための、ブレーキなんだね。
何%が正しいか、という決まりは、ないよ。**
連敗しても、続けられる額**に、自分で決めてね。
② 損切り幅
エントリー価格から、損切り価格までの距離を、pipsで測るよ。
円が入っている通貨ペア(USDJPYなど)は、0.01円が1pips。
それ以外(EURUSDなど)は、0.0001が1pipsになるのが一般的だよ。
③ 1pipsあたりの価値
円が入っている通貨ペアは、わかりやすいよ。**
1万通貨で、1pipsが約100円**(1通貨あたり0.01円)だね。
円が入っていない通貨ペアは、決済通貨(ドルなど)の価値を、
円に換算して考える必要があるんだ。
ここは、使っている口座の、ロット計算の機能や、チャート上の表示で、
確認するのが安全だよ。
架空の数字で、計算してみよう
実際の相場ではなくて、考え方を見るための、架空の数字だよ。
円が入っている通貨ペアで、1万通貨あたり、
1pipsが100円の場合で、計算してみるね。

- 資金10万円、許容損失1%(1,000円)、損切り幅20pips
- 1万通貨あたりの損失は、20pips × 100円 = 2,000円
- ロット = 1,000円 ÷ 2,000円 = 0.5万通貨(5,000通貨)
- 資金10万円、許容損失1%(1,000円)、損切り幅50pips
- 1万通貨あたりの損失は、50pips × 100円 = 5,000円
- ロット = 1,000円 ÷ 5,000円 = 0.2万通貨(2,000通貨)
- 資金30万円、許容損失1%(3,000円)、損切り幅50pips
- ロット = 3,000円 ÷ 5,000円 = 0.6万通貨
- 資金30万円、許容損失1%(3,000円)、損切り幅100pips
- 1万通貨あたりの損失は、10,000円。ロット = 3,000円 ÷ 10,000円 = 0.3万通貨
ここで、気づくことがあるよ。**
損切り幅が2倍になると、ロットは半分になる**んだ。同じ許容損失を守るなら、そうなるんだよね。
少額資金で、特に気をつけたいこと
少ない資金で始めるときは、ここを意識してほしいんだ。

最小ロットでも、損切りが広いと、許容損失を超える
ブローカーによって、取引できる最小ロットが決まっているよ。
もし、計算で出たロットが、最小ロットより小さいときは、どうなるかな?
たとえば、計算上は「0.15万通貨」でも、
最小が「0.1万通貨」「1万通貨」だとしたら、
最小ロットで入ると、許容損失を超えてしまうことがあるんだ。
そういうときは、次のような対応が考えられるよ。
- 見送る:損切り幅が広すぎる形は、今回は入らない
- 許容損失を、少しだけ上げる:ただし、連敗のリスクが上がることを理解したうえで
- 別の通貨ペアや型を探す:損切り幅が狭い形を、待つ
クラブのように、損切りまでが遠くなりやすい型は、
少額資金だと特に、ロットが厳しくなるよ。
型ごとの特徴は、クラブの解説で見てね。
実際のチャートで、ロットを計算してみよう
検証トレードで使っていた、MT5の画面で、実際にロットを計算してみるね。
NZDCHFの4時間足で、サイファーの形が出た場面だよ。

パネルには、「リスク 26.8pips(エントリーと損切りの間)」と表示されているよ。
ここでは、わかりやすく、資金を10万円と仮定して(実際の口座の数字ではないよ)、考えてみるね。
- 許容損失は、資金の1%で、1,000円
- 損切り幅は、26.8pips
- NZDCHFは、円が入らない通貨ペアだから、1pipsの価値は、そのときのレートで円に換算して、口座の表示で確認する必要がある
仮に、1万通貨で1pipsが約100円とすると、
26.8pips × 100円 = 2,680円。
1,000円 ÷ 2,680円 = 約0.37万通貨だから、
切り捨てて、0.3万通貨になるよ。
このように、損切り幅が決まれば、ロットは計算で出せるんだ。
この画面は、説明のための一例で、結果の良し悪しを示すものではないよ。
同時に持つ数を、絞る
1回あたりの許容損失が1%でも、
同時に5つ持てば、合計で5%のリスクになるよね。
しかも、同じ通貨を含むペア(たとえば、EURUSDとEURGBP)は、
同じ方向に動くことがあるんだ。
だから、僕は、同時に持つ数と、合計のリスクの上限も、
先に決めておくといいと思うよ。
証拠金に、余裕を残す
ロットを大きくすると、必要な証拠金も増えるよ。
証拠金が足りなくなると、強制ロスカットになることがあるんだ。
必要証拠金や、ロスカットのルールは、
ブローカーによって違うから、
必ず、自分の口座の規約を、確認してね。
計算で出たロットが、許容損失の面では問題なくても、
証拠金の面で苦しくなることもあるよ。
余裕をもって、考えようね。
ハーモニックで入るときの、実際の流れ(架空の例)
ここまでの話を、ハーモニックパターンで入るときの、実際の流れに当てはめてみるね。
数字は、すべて架空だよ。
1. 形を見つける:バットの形が出て、Dのゾーンに近づいてきた
2. 損切りの位置を決める:形が崩れる点の外側に、損切りを置く。
エントリーから、損切りまで30pipsだった
3. 許容損失を確認する:資金が10万円なら、1%は1,000円
4. ロットを割り出す:1万通貨あたり、
30pips × 100円 = 3,000円。
1,000円 ÷ 3,000円 = 約0.33万通貨。**
切り捨てて、0.3万通貨**にする
5. 証拠金と、同時に持つ数を確認する:余裕があるか、
合計のリスクは上限以内か
6. それでも入るか、見送るか、最後に判断する
大事なのは、3と4を、入る前に終わらせておくことだよ。
入ってから「ロットが大きすぎた」と気づいても、遅いからね。
ハーモニックパターンは、Dのゾーンで待ち伏せることが多いから、
ゾーンに来る前に、ここまでの計算を、
済ませておけるんだ。
これは、ハーモニックの良いところのひとつだと思うよ。
ただし、形が崩れて、そのまま下がることも、
ふつうにあるから、計算どおりに損切りを守ることが、前提だよ。
ロットの早見表を、先に作っておくと楽
毎回、計算するのが大変なら、自分用の早見表を、先に作っておく方法があるよ。
- 縦に:損切り幅(10pips、20pips、30pips、50pips、100pips…)
- 横に:資金(自分の今の資金)
- 中身に:許容損失1%のときの、ロットの目安
こうしておくと、損切り幅が決まったときに、表を見るだけで、ロットの目安がわかるよ。
資金が増減したら、表を作り直すだけでいいんだ。
通貨ペアが変わると、1pipsの価値が変わるから、
円が入るペア用と、入らないペア用で、表を分けると安心だよ。
ロットを、記録に残そう
ロットは、決めて終わりではなくて、記録に残すことも大切だよ。
- 入った日時、通貨ペア、時間足
- 損切り幅(pips)、ロット
- 許容損失(%)と、実際の結果
記録があると、あとで、「損切り幅の広い形で入ったときの結果」と「狭い形で入ったときの結果」を、比べられるんだ。
検証のやり方は、ハーモニックパターンの検証のしかたに、書いているよ。
結果が悪かったときは、「ロットが大きすぎなかったか」も、見直してみてね。
ロットが合っていれば、1回の負けは、想定の範囲に収まっているはずなんだ。
それが収まっていないなら、ロットのルールを、見直すサインだと思うよ。
損切りが近いほど、有利とは限らない
最後に、よくある誤解を、ひとつ書くね。
「損切りが近いほど、ロットを大きくできるから、得だ」と考える人が、いるんだ。
たしかに、計算上は、そうなるよ。
でも、損切りを近すぎる位置に置くと、
ゾーンの中の揺れで、すぐに切られてしまうことがあるんだ。
切られる回数が増えれば、スプレッドのコストも、積み重なっていくよ。
だから、「ロットを大きくするために、損切りを近くする」のは、順番が逆なんだ。
形に合った位置に、まず損切りを置いて、そこからロットを決める。
この順番を、守ってね。
ロット計算で、よくある間違い
ここは、良いことばかりじゃなくて、注意してほしい点だよ。

- 損切り幅を無視して、いつも同じロット:幅が広い形で、1回の負けが大きくなる
- 通貨ペアによる、1pipsの価値の違いを忘れる:円が入らないペアで、計算がずれる
- 負けたあとに、取り返そうとロットを増やす:損失が膨らむ、いちばん多いパターン
- スプレッドを考えない:損切りに触れる位置が、少し早まる
- 証拠金ぎりぎりで入る:少しの逆行で、ロスカットになる
僕も、最初のころは、「取り返したい」気持ちが出て、
ロットを上げたくなったことがあるよ(汗)。
でも、そういうときこそ、ルールを固定するのが、大事なんだと思うんだ。
計算が面倒なときは、道具に手伝ってもらう方法もあるよ
毎回、手で計算するのは、ちょっと大変だよね。
特に、チャート上で線を引きながら、
「いくらだっけ?」と計算していると、
タイミングを逃すこともあるんだ。
そんなときのために、僕は、線を引くと、ロットを自動で計算してくれるパネルを使うことがあるよ。
RatioFangEAの紹介で、
使い方を書いているよ。
ただ、ツールは、あくまで計算のお手伝いだよ。
出てきた数字が、自分の許容損失や、
口座の条件に合っているかは、必ず、
ご自身で確認してね。
利益を保証するものでもないよ。
よくある質問
Q. 許容損失は、資金の何%がいいですか?
A. 決まった数字は、ありません。
1〜2%くらいを目安にする人が多いですが、
連敗しても続けられる額かどうかを、
自分で判断してください。
最初は小さめにして、記録を貯めてから見直すのがおすすめです。
Q. 資金が少なくて、最小ロットでも許容損失を超えてしまいます。
A. その形は見送る、という選択があります。
損切り幅が狭い形を待つ、通貨ペアを変える、といった方法もあります。
無理にロットを保つと、1回の負けが大きくなります。
Q. 勝ったときは、ロットを増やしてもいいですか?
A. 資金が増えたぶん、許容損失の額が増えるのは自然です。
ただ、気分で急に増やすのではなく、
「資金の○%」というルールの中で、
自動的に調整するほうが安全です。
Q. 計算したロットが、途中の端数になります。
A. 切り捨てて、少し小さめにするのが、一般的な考え方です。
切り上げると、許容損失を超えてしまいます。
まとめ
今日のポイントを、まとめるよ。
- ロットは、許容損失 ÷(損切り幅 × 1pipsの価値)で、逆算する
- 損切り幅が広いほど、ロットは小さくなる
- 少額資金では、最小ロットと証拠金に、特に注意する
- 同時に持つ数と、合計のリスクの上限も、先に決める
- 取り返そうとして、ロットを増やさない
ロット計算は、地味だけど、長く続けるための、いちばん大事な土台だと思うんだ。
僕も、ずっと勉強中だよ☆
次回は、ハーモニックパターンを、どの時間足で見るか、という話を書くね。
楽しみにしていてね♪
数字はすべて、説明用の架空の例です。
実際の成績ではありません。
利益を保証するものではなく、損失が出ることもあります。
投資は、ご自身の判断で、リスクを理解したうえで行ってください。